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100球制限を考える~六日町×新潟明訓~

明日から4回戦、甲子園に向けた熱い戦いは、厳しくなるばかりだ。

昨年の12月、新潟県高野連が全国に向けて発信した

100球の投球制限問題は、現在、日本高野連の有識者会議に

その結論を委ねたかたちとなっているが、

この野球界に一石を投じた投球制限を昨日のゲームで検証したい。

自分の見た佐藤池での2試合目、

六日町 対 新潟明訓の試合は、1点を争う白熱の好ゲームとなった。

 

1点を追う7回の裏、明訓の攻撃は

4番の本田君の二塁打を足掛かりに遂に同点とした。

ここまで無失点の好投を見せてきた六日町の青木投手は、

この回の投球数で99球となり、100球ルールのもとであれば降板となる。

 

ペースをつかんだ明訓打線は、

次の8回にも長打を足掛かりとして2点をあげて、

ようやくリードすることに成功した。

この時、青木投手の球数は126球となっていた。

 

2点を追う最終回の六日町の攻撃は、

ツーアウトながら2番の北村君がレフト前を打ち1点差とし、

3番の青木君に繋いだ。8回の借りを返したい青木君は、

見事に期待に応えてセンター前ヒット、同点とした。執念の一打だ。

 

両軍投手の力投がこの試合を締め、

緊張感あふれる手に汗握る好ゲームとしたことは言うまでもない。

 

明訓ベンチは、9回先頭の山本投手に代打の三ツ井君を送るが三振、

続く篠原君も三振で延長かと思われたが、

四球を選んで出塁した五十嵐君を、本田君がサヨナラヒットで返し

明訓の勝利となった。明訓の山本投手の球数は149球であった。

 

この試合だけではなく、試合終盤の攻防によって勝敗が決することが多い。

球児の身体を守ることに異論を唱える野球関係者など一人としていないと思うが、

球児の心のケアは一体どうしたらよいのだろうか?

 

六日町のエースとして明訓打線に立ち向かい、

逆転されて尚バットで9回同点とした青木君の健闘は、

100球交代があったら果たしてどんな結末となっていたか?

3年間の彼の努力とやり遂げた感は満足できるのか?

 

100球交代の後投げることになった投手の心情は?

 

もし延長となったときの明訓の投手の出来は?

 

野球の楽しさ、醍醐味は損なわれることはないのか?

 

皆さんはどんな風に思われますか?

 

また書きたいと思っています。