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第1シード〝粘り強さ〟発揮~日本文理×長岡商~

第1シード日本文理の戦いぶりが見たくて鳥屋野球場に足を運ぶ。

例年に比べ、他を圧倒する力はないと言われてはいるが、

今大会も危なげなく、ここまで順当に勝ち上がってきた。

 

対戦相手の長岡商業のエース目黒投手は、大会屈指の左腕。

昨年の夏、新潟高校の2人の左腕によもやの敗戦をした文理がどう攻略するのか?

文理が甲子園に行くとすれば、好投手しかも左腕の攻略が鍵になると見ている。

1回裏の最初の文理の攻撃

1番 桑原君は、カウント1-1から一つのボールを挟んで6本のファールで粘り、

10球目をセンター前に運んだ。この回に先制の1点をあげ優位に試合を進め、

4回には、南君のレフト線二塁打から満塁とし、

8番の斎藤君もファールで粘り、押し出しの1点をあげ突き放す。

流れは完全に文理へと傾き、この回の得点は4点。

マウンドから目黒君を下ろすことに成功する。

 

8回コールドゲーム 9-2 で終わったこの試合

全ては最初の打者 桑原君の10球に、文理のこの試合に期する強い思いと、

好投手の攻略法があると感じた。

 

大学野球と高校野球の大きな違いの一つが、

好投手のコースぎりぎりを狙ったボールに対する対処の仕方にある。

高校生は、難しいボールをなんとかヒットにしようとフェアグラウンドに入れにいき

凡退か空振りとなる。

大学生は、よいバッターほど、難しいコースのボールはことごとくファールにしてくるのだ。

投手は根負けし、甘いボールを投げるか、フォアボールとしてしまうのだ。

コースぎりぎりの全力で投げたボールをファールにされることは、好投手ほどこたえるものだ。

暑い夏の大会ではなおさらである。

 

今年の文理の選手は、派手さこそないが、非常に粘り強い。

そう感じているのは私だけではないはず。

新しい監督の新しい文理野球の構築が始まっているのではないだろうか。

 

ベスト8以降の戦いが、益々楽しみとなってきた。