ついに完成した県立野球場。ネーミングライツを募集し「ハードオフエコスタジアム新潟」と名づけられた。総工費約85億円。地上4階地下1階建て。3万人の観客を収容できる。グラウンドの大きさはプロ野球の規定にのっとり、ホームからセンターは122メートル。両翼は100メートルだ。

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景気の悪化、日韓ワールドカップの開催、そして中越地震の影響などにより計画からはおよそ20年を費やして完成した。果たしてその機能は。宮里アナウンサーが迫った。   ベンチ.jpg

まずはグラウンド。神宮球場と同じ最新の人工芝を使用。クッション性、水はけとも抜群だ。ダイビングキャッチを敢行した宮里アナは「気持ちいい」と一言。外野フェンスは甲子園と同じ素材を使用。さらに高さは野球関係者へのリサーチを踏まえて3.1メートルとされた。プロ野球選手ならホームランボールをキャッチできるかも知れない高さ。熱戦を演出するフェンスといえそうだ。

ダイビング.jpg フェンス.jpg

選手を支えるバックヤードの設備も充実。鏡張りの素振り室、一塁側、三塁側合わせて120人が使えるロッカールームなどを備えている。中でも注目は県内の球場では最大の広さ、1000平方メートルの屋内練習場。雪が降る冬場には高校生にも使ってもらい、県内の野球のレベルアップにつなげて欲しいという思いもある。

屋内.jpg(地下1階の屋内練習場)

スコアボードはもちろんフルカラー。放送室には編集機を備えていて、ファインプレーの瞬間もすぐさま大型スクリーンに映し出し、熱戦をさらに盛り上げる。

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観客席の段差は人間の視野を計算し、緩やかになっている。グラウンドとの距離が近く、プレーを間近に見ることができる。特等席はもちろんバックネット裏。一方、意外な穴場はスタンドの2階席。球場を見渡し、守備位置の細かい変化なども見ることができるため野球そのものを楽しみたいという人にオススメだ。外野スタンドのベンチには柔らかな感触の県内産の杉材を使用している。その後ろには公園が併設されていて、無料試合の際などに開放される予定だ。また、「エコ」の名のとおり、雨水をトイレやグラウンドの散水に利用するという設備も備えている。プレーヤーはもちろん、観客など多くの人に親しまれる球場になってほしいと期待されている。

課題.jpg(球場はどう活用すべきか)

もちろん、一般の人も使用できるこの球場。使用料は時間帯によって変わり、3時間で8700円から。屋内練習場は1時間1400円となっている。野球以外のイベントなどでの使用も可能だ。(照明などは別途使用料)施設の維持管理費は年間およそ1億1000万円。そのうち、県が6500万円を支出することになっているため、残りの4000万円余りを使用料などで賄うことになる。いかに認知度を高め、様々な試合、イベントを誘致できるかが、今後の課題となる。

こけら落としは7日のプロ野球公式戦。その後は全国高校野球の県予選が控えている。9月にはいよいよトキめき新潟国体が開催される。新た球場での熱戦に期待したい。

 

*球場使用の申し込み・問い合わせ 野球場事務所:Tel025-287-8900