忘年会シーズン到来!長引く不況、急激な円高、デフレ・・・
忘年会商戦も価格競争が激しさを増すばかりだ。
こうした中、今年の忘年会には意外な傾向が見られる。
飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の調査結果によると・・・
幹事に期待すること トップは「少々高くてもおいしい店」。
「飲み放題」がトップだった去年の調査と比較すると、
費用を抑えること以上に、料理のおいしさや店の雰囲気への要望が増えているのがわかる。
「ぐるなび」では、長引く不況のなか、忘年会くらいは楽しみたいという
ぜいたく志向の兆しが うかがえると分析している。
いまや幹事の店探しには欠かせないインターネット。
「ぐるなび」では、消費者の動向を集めて独自に分析。
これをもとに、加盟店をバックアップしようと、忘年会シーズンを前にセミナーを開いた。
名づけて「ぐるなび大学」。
予約ピークをにらんだ宣伝戦略から県外客への情報発信、
2次会への誘客方法など、内容はかなり具体的。
店の経営者やスタッフらの参加者たちは、真剣な表情で聞き入った。
セミナーに参加していた店の1つ。
新潟市中央区万代に店を構えて7年目の「Soi ‐ソイ‐」。
025-241-4818 www.soi.jp
人気店の忘年会戦略に迫ってみると、意外な答えが返ってきた。
特に、忘年会限定のサービスはないという。
代表の山崎聡さん(32)は「日ごろからの積み重ねで、目の前のお客さんを喜ばせることで
また来てもらう工夫をしている」と話す。
「まるで家に来るような」雰囲気づくり、幅広い客層を取り込むために設けた
2つの個室(7~8人用・2~3人用)も大きな武器になっているようだ。
料理は食材にこだわり、毎日手書きする「おすすめメニュー」には産地名を書き入れる徹底ぶり。
「やみつき料理」をめざす。
そして、何より重視しているのは、スタッフの接客。
「元気すぎるスタッフ」は、この店の一番のウリだ。
極めつけの秘策は「記念日を全力でお祝い」。
注文に応じて、誕生日などの記念日を店全体で祝うサプライズなサービス。
これを利用したり、予約3回目の人には、
常連客の特典として「えこひいきメニュー」を用意。
つまり、Soiの忘年会戦略とは・・・
店づくり、料理、接客、サービス、全ての面において常連客を増やすことを念頭に置く。
(スタッフミーティング)
そうすることで、忘年会シーズンも確実な予約が見込めるというわけだ。
人気店に見る、こうした戦略の一方・・・
今時の忘年会には、様々なサービスがあることも分かった。
シーズン前の仕掛けとして、幹事さんをターゲットにした下見クーポンや
早い予約に対する割引サービスといった、価格面でのサービス。
さらに、シーズンに入ってからは「ランチ忘年会」「デリバリー忘年会」など。
これまで忘年会には縁が遠かった、主婦などの需要も高まっているという。
デリバリーサービスは、今年の家飲み、宅飲み傾向を反映したものとも考えられる。
県内アンケートの結果、4人に1人以上が、自宅でお酒を飲む量が増えたと回答。
特に、40歳代の男性の割合が増えていることがわかった。
忘年会サービスの多様化は、こうした背景があるのかもしれない。
財布の中身は寂しくなるばかり。今年の幹事さんは、気苦労が多くなるだろう。
「忘年会を開けるだけ恵まれている」と考えてもいいような状況だ。
だからこそ、今年のアンケート結果が示している
「忘年会くらいは明るく楽しく、少しぜいたくしたい!」という声は、
今の世相を、明確に反映しているのかもしれない。
北陸新幹線をめぐって、新潟県と国が激しく対立!

北陸新幹線の構想は1967年から。
将来的には東京から新大阪までをつなぐ計画がある。

現在、工事が進められているのは、長野から金沢の間。
2014年末の開業をめざしている。

新潟県と国の対立の発端は、今年1月、国が建設費の負担金の増額を求めたことに対し、
泉田知事が説明不足だとして支払いを拒否したことに始まる。
その額、約220億円。国は資材高騰を理由にしたが、
泉田知事は、上越新幹線建設の時よりも安くなっているはずだと反論。
さらに、当初予定の2倍に膨れ上がった建設費は、
落札方法や人件費の計上にも問題があるのではないかとも指摘した。
こうした中、先月、沿線の知事たちとともに前原誠司 国土交通大臣を訪ねた泉田知事。

以前から2時間の面談を求めていたが、30分に短縮された。
さらに、新潟県の主張を聞いてほしいと説明を始めたが、
約7分でさえぎられ、お帰りくださいとまで言われたと憤る泉田知事。

納得できない状況のまま、前原大臣が工事の改定認可を宣言したことが
追いうちをかけ、泉田知事の怒りはヒートアップ。

前原大臣の認可を無効とするよう、国の第三者委員会に申し出た。
そして、知事が怒る理由として、もう1つ。
新潟県内の駅の設計が、新幹線の高速通過を前提とされていたこと。
(燕三条駅を高速通過する新幹線)
国から示された書面によると・・・

富山・金沢と上越を比較して、決定的な違いがあった。
それは、ホームの縁から線路の軌道中心までの幅を示す数字だ。
上越には、高速通過する規格を示す1.80mが記載されていた。
安全を確保するために、停車のみの場合より4cm間隔が広がっていたのだ。
新潟県側は、この高速通過が前提となっている設計についても、国からの説明はなく、
県独自の調査で分かったことで極めて不当だと訴えている。

泉田知事はあくまで「全ての新幹線がとまらないとダメ」と主張している。
県内の工事は、現在、約50%まで進んでいる。
しかし、上越駅(仮称)の周辺はさら地。
開業予定まで5年。地元の反応は複雑だ。
泉田知事の姿勢を支持する声、上越は通過駅だから開業しても変わらないと冷めた意見 など。
こうした新潟の状況を、沿線の知事たちは懸念している。
新幹線の開業を待ち望んでいる、お隣、富山市では・・・

富山駅を中心に公共交通の強化に力を入れ、すでに完成形に近づいているという。

駅の南側は路面電車が、北側はLRTが整備され、
それぞれ主要な施設を結ぶことで、駅周辺に人が住むコンパクトシティをめざす。

新幹線開業の2年後には、富山駅の立体交差化も計画中。
新幹線への期待の大きさは計り知れない。
前原大臣は新潟県に対して、
「新幹線先行県として、他県への思いやり、配慮をもってほしい」と苦言を呈する。
これに対し泉田知事は一歩も引かず、あくまで強硬姿勢だ。
11月20日、北陸新幹線建設促進の要望を行うため、民主党に陳情した沿線知事たち。

その中に泉田知事の姿はない。これまで一緒に行ってきた要望活動から離脱するという。
新潟県の主張が、その要望書に盛り込まれなかったからだ。
ここにきて、国との対立だけでなく、沿線各県からも孤立する状況になった。
今後、泉田知事は、どういう態度で対応していくのか・・・。
北陸新幹線開業後、富山・金沢に人が流れてしまうのではないかと懸念されている
2014年問題も含めて、泉田知事がどういう着地点を見出すのか、ますます注目される。
食欲の秋・・・旬の野菜も食べてますか!
秋は茶色っぽい野菜が多いイメージ。でも実は、カラフルな野菜も多い。

新潟市を拠点に活動している野菜ソムリエ 木村正晃さんが、
小千谷市のサツマイモ畑を訪ねた。

(サツマイモの達人 新谷さん)
東京出身の新谷さんは、嫁ぎ先の小千谷に来て9年。
4年前から農園ビギンのスタッフとしてサツマイモづくりに汗を流す。
(オレンジがベニキララ)
新谷さんが力を入れているのは・・・ベニキララという品種。
幻のサツマイモとも呼ばれるもので、ニンジンよりもベータカロテンが豊富だという。
きんぴらにすると・・・ニンジンそっくりの鮮やかなオレンジ色に。

色移りせず、煮崩れもしないということで、シチューに入れたり、万能食材だ。

「サツマイモを見たら思い出してもらえるような人間になりたい」と夢を語る新谷さん。
この情熱は、農園全体に新しい風をもたらしている。

農園ビギンの社長、南雲さんは新谷さんについて
「消費者の視点を持ち、栽培だけじゃなく売ることもできる優秀なスタッフ、
看板娘です」と話す。
(納品する新谷さん)
サツマイモの魅力をもっと多くの人に知ってほしいと、
新谷さんが取り組んでいるのは、加工品の開発だ。
中でも「さつまいもプリン」は、ジワジワと人気が高まっている商品。

(3種類の味が楽しめる)
老舗の小千谷そばの店でも味わうことができる。

(今月14日からメニューに登場!)
新谷さんのサツマイモへの思いは、確実に和を広げている・・・。

<さつまいもプリン>
サンプラザ 0258-83-4800
お取り寄せの達人 http://www.toriyose.jp
農園ビギン http://blog.goo.ne.jp/noenbigin

野菜の色には意味がある。
野菜ソムリエの木村さんが紹介するのは「フィトケミカル」。


色を意識して野菜を食べることで、これらの栄養が補給できる。
何より、カラフルな食卓は、食事を楽しくしてくれる。
色とりどりの野菜を食べて、この秋冬の寒さを乗り切ろう!
10月31日、土曜日。史上初の壮大なプロジェクトが実現した。

信濃川を舞台に、県境の津南町から新潟市の河口まで全長155キロ、
約300m間隔で1秒ごとに1000発の花火を打ち上げ、
新潟の夜空に信濃川を浮かび上がらせようという「信濃川プロジェクト」
時間にして8分33秒、まさに奇跡のプロジェクトだ!

きっかけは、大地の芸術祭のイベントとして3年前に始まった「河岸段丘花火」。
この花火をてがけたアーティストの景山 健さんと
津南町を拠点に活動する辻本和男さんが意気投合。
2人を中心にプロジェクトが立ち上がった。
(信濃川プロジェクト事務局長 辻本和男さん) (発起人 アーティスト 景山健さん)
構想から2年―。本番1ヵ月をきったところで、ようやく実現が可能に・・・。
花火を打ち上げる一般の参加者、「打上げサポーター」1000人のめどがたった。
(花火講習会の様子)
プロジェクトのPRのために走り回ってきた成果、
そして、行政や市民団体などに地道に働きかけてきたことが結実した。
「打上げサポーター」も、それぞれの思いを花火に込める。

打上げ前日の10月30日に、37年間務めてきた会社を定年退職した夫、賢さんの記念にと、
打上げサポーターとしてプロジェクトへの参加を決めた西山由美子さん。
(西山由美子さん)
2人で打上げの時を待つ・・・
花火の出発点、津南町はお祭りムード・・・

打上げポイントは、10市町村、約500地点・・・

打上げ1時間前―
事務局長の辻本さんは、信濃川から遠く離れた湯沢町の事務所に・・・。

各地点から連絡を受け、消防や警察に報告したり、
一般の見物客やマスコミからの問い合わせに対応したり、
事務所の電話は、鳴りっぱなし・・・。

辻本さんは、自分の目で花火を見届けることをあきらめて、
湯沢町の事務所で、ひたすら電話・・・。時間はあっという間に過ぎていった。
そして、午後6時・・・ ついに、津南町から始まった!

ご主人の定年退職の記念に、夫婦で花火を打ち上げる西山さん夫妻は・・・


8分30秒後・・・ 終点の新潟市、信濃川河口の花火も!

そして、8分33秒後に一斉打上げ!

すべての花火が打ち上げられた・・・

このプロジェクトにかけた情熱・・・
発起人のアーティスト景山さんと取り組んできたプロジェクト・・・
事務局長の辻本さんが流した涙が、全てを物語っていた。
「花火を打ち上げることが目的ではなく、信濃川流域に住む人たちが交流し、
つながっていくことが最大の目標」そう語っていた辻本事務局長。

(電話先の辻本事務局長と話すスタジオの三河アナ)
電話を通じて、辻本事務局長は・・・
「ホッとした」「打上げサポーターが思っていた以上に集まったことで実現できた」
「地域ごとに、もっとイベントができるような応援ができたらよかった」
そして、来年は?の問いに・・・
「来年も是非やってほしい という声が届いている。信濃川、新潟でしかできないことだから、
都会の人たちに見せつけてやれるような取り組みを考えていきたい。もしチャンスがあれば、
来年もなんとかできないかとは思っている」
史上初の信濃川プロジェクト。
新潟の秋の夜空に、新たな歴史の1ページを刻んだのは確かだ。