バックナンバー 2010年2月

 県の新年度予算が発表された。今年度当初予算比で0.2%のプラス

知事も積極型と評価する。

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鈴木.jpg(解説する鈴木記者)

その一方で、大きく減ったのが公共事業、10%以上ものマイナスになった。

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コンクリートから人へ、と公共事業削減の方針を打ち出している民主党政権。

その方針が反映される予算になった。

コンクリ.jpg公共削減.jpg

佐渡市の県道佐渡一周線ではいまだに整備されていないところが目立つ。

普通車同士がすれ違うのも難しい道路があり、危険な場所が点在する。

交差.jpg 地図.jpg

住民も不便を訴え、区長も長年にわたって整備を訴えてきたが、

新規の着工は難しい状況だ。

住民.jpg 区長.jpg

また建設業者も悲鳴をあげている。県内では建設業の倒産が増えていて、

すそ野が広いだけに波及効果を心配する声もある。

建設業.jpg

 かつて土建王国と言われた新潟、建設業の倒産は経済への影響も大きい。

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知事は経済雇用対策として地元の中小建設業者が受注しやすい、維持補修関係、

耐震化工事を中心に県単独の事業を増やした。

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その一方で、公共事業に頼らない産業構造の転換もはかっている。

その一つが、オバマ政権にならった「新潟版グリーンニュ―ディール政策」

太陽光.jpg  予想図.jpg

阿賀野市の東部産業団地に出力1000キロワットの太陽光発電所を建設するなど

新エネルギーの分野に予算をつけ、関連産業の誘致や県内企業の参入を進める。

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また、この他にも健康ビジネスや若者の起業など将来性があり、雇用の確保が

見込める分野に予算を計上している。

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番組コメンテーターの川村氏は「国の予算も環境、健康、観光の3つのKに

重点を置いている。新潟の予算はそれに先駆けた形」と話した。

公共事業に頼らない産業構造の転換をどう将来に結び付けていくかはこれからの課題になる。

 

木村さん紹介.jpg  ザーサイ.jpg  

なんと!新潟でザーサイづくり?

新潟市を拠点に活動する野菜ソムリエ、木村正晃さんが

ザーサイとともにスタジオに登場! 

 

スタジオザーサイ.jpg  

出演者たちは初めてみるザーサイに驚く!

それもそのはず、私たちがよく知っている加工品のザーサイは、

ほとんどの原料が中国から輸入されたもの。

農林水産省にも国内生産量のデータがないほど、

日本で生のザーサイを見るのは珍しい。

木村さんハウスへ.jpg  吉田さん紹介.jpg  

ザーサイづくりに挑戦しているのは、新潟市西蒲区の生産者たち。

代表は吉田隆市さん(58)だ。

アブラナ科.jpg  

アブラナ科の野菜であるザーサイ。ダイコンや白菜などが仲間。

加工品のザーサイは、丸い茎の部分が使用されている。

「搾菜」と書くのは、一度塩漬けしたあと、塩水を搾って、再度調味料とともに本漬けするから。

この名前の由来に見るように、漬物に加工される野菜といってもいい。

しかし、生で食べてみると・・・野菜ソムリエは絶賛!

生で食べる.jpg  葉は辛い.jpg     

葉は虫などの外敵から身を守るために辛いが、味わいがよく、

さらに、加工品に使われる丸い茎の部分は、みずみずしい。

「十分サラダにいける」と木村さん。

なぜ、このザーサイづくりが始まったのか?

きっかけ.jpg  

県の担当者から「冬に栽培できる野菜」として紹介されたのをきっかけに、

地域の生産者たちが協力してザーサイを特産品にしていこうじゃないかと挑戦が始まった。 

おひさま会.jpg   

「みどりとおひさまの会」の生産者5人ほどが実際にザーサイを栽培している。

9月に種をまき、10月に育った苗を植え付け、あとは収穫時期の2月まで、

雪をしのげるハウスがあれば大丈夫で、無農薬でも栽培できるという。

比較的、栽培しやすい野菜のようだ。

吉田将来は.jpg   

冬の収入源になることが大きな目標だが、

「販路さえうまくいけば・・・まだ会に力がないから大々的にはできない」と吉田さん。

まずは、認知度アップに懸命だ。

現在は、会の女性メンバーを中心に、ザーサイのおいしい食べ方を研究している。

食べ方研究中.jpg   

おにぎり.jpg 葉を3日塩漬け 高菜感覚で

おひたし.jpg オーソドックに貝柱と混ぜて

たまり漬け.jpg たまり醤油と葉の辛みが絶妙

ピクルス.jpg 歯ざわりが抜群!イタリア料理でも!

粕漬け.jpg 甘い粕に辛い葉がマッチ 酒のお供に

現在、「たまり漬け」「ピクルス」「粕漬け」は商品化されている。

これらのほんんどは、地元の直売所で売られている。

直売所外観.jpg  

北陸道、巻潟東IC近くの直売所。

吉田さんら17人の生産者がつくった野菜や、加工品が販売されている。

ザーサイは、販売の期間が限られていることもあり、認知度はまだまだ。

直売所内観.jpg  

直売所では、ザーサイの食べ方を教えながらの販売だ。

吉田特産品.jpg   

吉田さんは、「うちらが発信元になって、地域のみなさんにうちらも作ってみようかって言ってもらい、

会員が増えるのを期待している」と話している。

ザーサイの持つ特徴を、どのようにして売り込んでいくのか。

珍しさを逆手に、「ここに来なければ食べられない味」として特産化する手もある。

 

県内では、他にも珍しい野菜や果物を地域の特産品にしていこうという動きがみられる。

珍野菜マップ.jpg   

生産者や関係者たちが協力して、地域の特産品を開発していこうという動きは、

今後も広がりを見せていくのかもしれない。

 

 負担金の支払いをめぐり、泉田知事と前原国土交通大臣のバトルが

注目された北陸新幹線。地元にとって、開業により浮上してくるのは

並行在来線の運営。

区間.jpg

北陸新幹線に並行する在来線は直江津から富山に向かう北陸本線、

直江津から長野に向かう信越本線の2路線。

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これら並行在来線は1990年の与党合意で新幹線開業と同時に

自治体が運営することになるが、その運営が不安視されている。

6時.jpg 香坂.jpg

毎朝6時53分青海駅発の電車で県立直江津高校に通う

香坂俊介くん。

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香坂くんが通う直江津高校では中等部もあわせ、約65人が糸魚川市から

電車で通っている。在来線が充実した学校生活を支える唯一の通学手段だ。

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先月、開かれた北陸新幹線沿線の知事と、国、JRとの初会合では、知事側から

2014年の新幹線開業に伴い、並行在来線の運営をJRから分離する与党合意の

見直しを求める声が上がった。長野県の村井知事は長野新幹線開業後の経験から

苦しい実情を訴えた。

しなの.jpg赤字.jpg

 信越本線の篠ノ井・軽井沢間がJRから切り離され、長野県が第3セクターとして

運営する「しなの鉄道」赤字が続き、県の債権放棄や人員削減などによる経営改善で

黒字に転じているが、経営は依然厳しい。

横川.jpg接続.jpg

信越本線の軽井沢・横川間は新幹線開業と同時に廃止に、バスは運行

しているものの、電車の復活を望む声も上がっている。

新幹線開業は地域に光とともに影ももたらしている。

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香坂くんが通う直江津高校でも周辺地域の子供たちへの

影響を心配する声があがっている。

部活.jpg 帰宅.jpg

毎日遅くまで部活に打ち込む香坂くん。学校生活を支え、豪雪地帯を走る

在来線。香坂くんの後輩たちのためにも切り捨ての選択肢は考えたくない。

需要.jpg 運賃.jpg

県の試算では信越本線の需要は下がる一方、過去の事例から運賃を1.6倍にする必要が

見込まれているが、中高生が通う場合の負担増につながる。

しかも、これで採算がとれるわけではなく30年間で386億円の公的負担が必要とされている。

  吉田.jpg

番組コメンテーターの新潟大学・吉田教授は、北陸新幹線が県内の沿線地域に もたらすメリットに

疑問を投げかけるながら、「県全体として在来線を支えていく 必要がある」とコメントした。

 今後、与党合意の見直し、国の支援策など本格的な話し合いが始まる予定だ。

 

 

 

県内有数の観光地、湯沢町で中学生が観光ガイドとしての

研修を積んでいる。

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学ぶ.jpg 実践.jpgいざ.jpg

   18人の中学生は1月30日に本番に臨んだ。

なぐも.jpg 3人.jpg

スタジオには指導したにいがた観光カリスマなぐも友美さんと中学生ガイド、小野塚葵さん、

角谷実優さん、林英彦くんの3人が生出演、

なぐもさんは「去年の大観光交流年をきっかけに、子どもたちに地元について、

もっと知ってほしかった」とこの取り組みの目的を話す。

看板.jpg

角谷.jpg なぐも前.jpg

本番当日、中学生たちからはドキドキ感とともにワクワク感が伝わってくる。

 

デビューの場は歴史民俗資料館「雪国館」

 

難しい.jpg  明治.jpg

ガイドの途中では「うまくいってる」と話していた林英彦くん。

お客さんの質問に戸惑うところもあり、最後には本音がポロリ。

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一方、人前で話すのが苦手と話していた小野塚葵さんは堂々のガイドぶり。

あおい.jpg 大金.jpg

お客さんとのコミュニケーションも楽しかった様子。

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中学生たちの立派なガイドぶりにスタジオからは感心する声があがった。

生徒たちはガイド用に個々にメモをつくって準備をしていたという。

拍手.jpg メモ.jpg  

 生徒たちに伝えたい湯沢のいいところを聞くと

   

小野塚さんからは「晴れた日の雪景色」角谷さんからは「人が親切」林くんからは

「スキーが楽しい」という答えが返ってきた。

  ガイドの勉強を通じて町のことをもっと好きになったとも話す。

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県内では佐渡の小木中学校や新潟市の宮浦中学校でも中学生観光ガイドの

取り組みが続けられている。他の地域への広がり、そして中学生だけでない

地域の中での深まりが期待される。

 

湯沢中学校観光ガイドはこのあと

2月13・27日、3月13・27日の4回の予定

各日とも午後2時から4時まで

湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」の展示物を中学生が

無料で案内(入館料は別)

問い合わせは湯沢町観光協会 025-785-5505