なんと!新潟でザーサイづくり?
新潟市を拠点に活動する野菜ソムリエ、木村正晃さんが
ザーサイとともにスタジオに登場!
出演者たちは初めてみるザーサイに驚く!
それもそのはず、私たちがよく知っている加工品のザーサイは、
ほとんどの原料が中国から輸入されたもの。
農林水産省にも国内生産量のデータがないほど、
日本で生のザーサイを見るのは珍しい。
ザーサイづくりに挑戦しているのは、新潟市西蒲区の生産者たち。
代表は吉田隆市さん(58)だ。
アブラナ科の野菜であるザーサイ。ダイコンや白菜などが仲間。
加工品のザーサイは、丸い茎の部分が使用されている。
「搾菜」と書くのは、一度塩漬けしたあと、塩水を搾って、再度調味料とともに本漬けするから。
この名前の由来に見るように、漬物に加工される野菜といってもいい。
しかし、生で食べてみると・・・野菜ソムリエは絶賛!
葉は虫などの外敵から身を守るために辛いが、味わいがよく、
さらに、加工品に使われる丸い茎の部分は、みずみずしい。
「十分サラダにいける」と木村さん。
なぜ、このザーサイづくりが始まったのか?
県の担当者から「冬に栽培できる野菜」として紹介されたのをきっかけに、
地域の生産者たちが協力してザーサイを特産品にしていこうじゃないかと挑戦が始まった。
「みどりとおひさまの会」の生産者5人ほどが実際にザーサイを栽培している。
9月に種をまき、10月に育った苗を植え付け、あとは収穫時期の2月まで、
雪をしのげるハウスがあれば大丈夫で、無農薬でも栽培できるという。
比較的、栽培しやすい野菜のようだ。
冬の収入源になることが大きな目標だが、
「販路さえうまくいけば・・・まだ会に力がないから大々的にはできない」と吉田さん。
まずは、認知度アップに懸命だ。
現在は、会の女性メンバーを中心に、ザーサイのおいしい食べ方を研究している。
葉を3日塩漬け 高菜感覚で
オーソドックに貝柱と混ぜて
たまり醤油と葉の辛みが絶妙
歯ざわりが抜群!イタリア料理でも!
甘い粕に辛い葉がマッチ 酒のお供に
現在、「たまり漬け」「ピクルス」「粕漬け」は商品化されている。
これらのほんんどは、地元の直売所で売られている。
北陸道、巻潟東IC近くの直売所。
吉田さんら17人の生産者がつくった野菜や、加工品が販売されている。
ザーサイは、販売の期間が限られていることもあり、認知度はまだまだ。
直売所では、ザーサイの食べ方を教えながらの販売だ。
吉田さんは、「うちらが発信元になって、地域のみなさんにうちらも作ってみようかって言ってもらい、
会員が増えるのを期待している」と話している。
ザーサイの持つ特徴を、どのようにして売り込んでいくのか。
珍しさを逆手に、「ここに来なければ食べられない味」として特産化する手もある。
県内では、他にも珍しい野菜や果物を地域の特産品にしていこうという動きがみられる。
生産者や関係者たちが協力して、地域の特産品を開発していこうという動きは、
今後も広がりを見せていくのかもしれない。