村上市の中央商店街が運営するお店
県の地域活性化事業を活用し、人件費や家賃などで支援を受けている。
当初、目標にしていた売り上げは達成。
何よりマーノマーノを拠点に
商店街と地域のつながりが深まったという。
そして、この夏、マーノマーノから
村上をPRする新商品が誕生した。
それは「酒米パスタ」!


粉にした村上の酒米を原料にしたパスタで、


ソースに入るのはトマト、玉ねぎ、しいたけ、ナスなど。
これも地元・村上の農家から仕入れた。
村上のPRにつなげたいという思いがあった。
酒米パスタの味は、広く受け入れられるのか・・・
東京・銀座で開かれた食のイベントに参加して
消費者の反応を見ることに。


結果は・・・店の前に人だかりができるほどの盛況ぶり。
イベント終了までにまでに170食分を売り切った。
酒米を使ったパスタの独特な歯ごたえが好評だったという。
「空き店舗の利用」から始まった商店街の挑戦は
わずか1年で、東京のイベントに参加するまでに成長していた。
マーノマーノの運営には、東京での起業経験者が参加していて、
「外との連携」をうまく活用している。
料理の新メニューを作るにも、地元の農家や酒蔵を巻き込んで
商店街だけでなく、村上も売り込んでいる。
空き店舗から生まれた店が活気づき、
商店街と地域をつなぐことで、新たな力が生まれているように思う。
まちなか再生の問題を抱える地域が多い中、
今後も村上から、新たな商店街の形を見せてほしい。
今回は野菜ソムリエ木村正晃さんオススメの「佐渡産いちじく」。 実は余り知られていないが、いちじくにも当然品種があります。 その一つ「桝井ドーフィン」はもっとも有名で 全国でいちじくとしてでまわっているものの8割がこの品種。 佐渡市佐和田ではこの時期、 晴れ空の下、たくさんの桝井ドーフィンが収穫のときを待っていました 今後の課題は県外市場へのPR。その一方、いち早く県外にPRしているのが 佐渡市河原田諏訪町のケーキ店「プチドール」です。




いちじくは生で食べるだけでなく、
料理やスイーツにも合うのが特徴です。
たっぷりの桝井ドーフィンを練りこんだバターケーキ「いちじくグラッセ」を
今月から販売を始めました。
実はプチドールは全国の百貨店で開催される物産店にひっぱりだこの名店。 今月、埼玉の百貨店で あっという間に完売したということです。
佐渡のいちじくは全国から選りすぐりの一品が集まる街、東京・銀座にも。 「銀座ベリーカフェ」にひときわ目を引く黒いフルーツが たっぷりと載ったタルトがありました。


全国でも数少ない産地の一つが佐渡の小木地区。

最大の特徴は糖度20度を越えるものもあるという芳醇な甘さ。
そして高級品種たる理由はなによりも栽培の難しさです。
当初は、知る人が少なく、
販売ルートの確保に苦労したといいますが、潜在的な需要がありました。
試食会などを通じて口コミで広がり
東京や大阪などから注文が来るようになりました。
「金のクローバー」と名づけブランド化。
銀座ベリーカフェでも当然、使っています
今は生産量はごくわずかで予約で常に完売の状態です。
生産の拡大が課題ですが、焦って生産量を増やすよりも、
手間のかかる品種だけに、品質にこだわって生産してくれる
仲間を増やしたいとしています。

佐渡産のいちじくは全体の生産量は全国のトップクラスには及ばないものの
ビオレ・ソリエスについてのみ言えばトップクラス。
ビオレ・ソリエスをきっかけに
佐渡産桝井ドーフィンの認知度が上がることも期待できます。
また、桝井ドーフィン自体も
他の県産の食材とタイアップするなど今後の販路拡大の可能性があります。
そして野菜ソムリエ木村さんが指摘するのはこれをきっかけにした
農家の活性化。
最近は地産地消がブームとなっているが県外市場に目を向けて高品質の
生産物を提供すれば、価格も上がり、農家の収入増加につながります。
是非、味わっていただきたい。
その日だけは商店街を一つの100円ショップに見立てて 参加する全ての店に100円コーナーを設置する100円商店街。 店側にとっては100円商品をきっかけにした誘客や在庫処分。 客側にとっては新たな店や掘り出し物の発見というメリットがあります。 発祥は2004年の山形県新庄市。 次第に全国に広がり、県内でも三条市や十日町市や阿賀町などで 開催されていて、上越市大潟区が8月に初めて開催しました。


大潟区は広い地区にさまざまな店があります。
しかし、経営者の高齢化と後継者不足。
そして市内中心部への大型店舗の出店。
衰退にあえぐなか、注目したのが100円商店街でした


100商店街は、今までの「売り出しセール」違い
「自分の考えでお客さんを呼ぶという考えのもとにやっているので
自分のお店ががんばってお客さんを呼ぶことができる」といいます。
小売店だけでなく、建築業など200店余りから募り
出店を決めたのは62店。
実行委員長の重原さんは初めてとしてはまずまずと見ています。
県内のさきがけの一つの十日町市。
10月には8回目の開催を予定しています。
小売店を中心に募集し、毎回、半数近くの店が参加するといいます。


大潟区初の100円商店街に出店を決めた電気店。
企画したのはなぜか「足湯」。
訪れる客と商売するのではなく、コミュニケーションすることが目的という
遊び心からの企画です。
参加店が用意した商品は様々。しかし中には不安の声も聞こえました。
そして迎えた開催当日。 商品は店頭に並べて、店内で会計してもらいます。 店内の商品も見てもらい売り上げにつなげるという狙いです。 



100円の冷蔵庫などを揃えた
リサイクルショップは賑わいを見せました。
電器店には立派な足湯が。子供が訪れにぎわっただけでなく
普段は訪れない客も足を運んでくれました。
「来店のきっかけに」とオープン間もない食堂が用意したのは
100円ラーメン。
ギョーザを追加注文してくれる客もいて、まさに狙い通り。
今後の客足につながることが期待されます。

しかし、繁盛したお店ばかりではありませんでした。
「ほとんど効果はなかった」「魅力ある商品を用意できなかった」と、
今後の課題となる声も上がりました。
商品によって客の反応が違ってくるところは当然あります。
それでよしとして商品を手持ちのもので考える店、
出店を取りやめる店、盛り上げようと思ってアイディアをひねる店もあります。
発祥の地・山形県新庄市で初めて企画したNPO「AMPアンプ」は
「客が入りやすいポップや分かりやすいチラシ作り」「回数を重ねることと、商品のアイディアをひねってマンネリ化させないこと」「広い地域の場合は、100円レンタルサイクルの用意」などを提言しています。

新潟ニュービジネス協議会のメンバーでもある
コメンテーター・佐藤健之さんが提言するのは今後のビジョン。
客一人当たりの購買指数「 PI値(Purchase Index)」のアップと、
商店街全体が一丸となって、買い物客を囲い込むこと。
100円商店街は活性化のきっかけであり、目的そのものではない。
今後、大潟区は
11月の2回目の100円商店街開催に向けて、改善を検討してくという。

去年何かと話題を集めた事業仕分けが
新潟市でも8月28、29日と初めて公開で行われた。
対象となったのは
今年度予算が1000万円を超える636事業から
若手職員が選んだ30事業。
福祉や教育に直結する項目が目立つということで
共産党市議団が仕分けの中止を求める動きもあった。


今年7月、事業仕分けを控え、篠田市長は「広報、文化、福祉、教育など
さまざまな分野から事業が選定。これまで長期間実施して
当たり前となったものについても委員の皆様からご意見を頂戴したい」と
期待感を示した。しかし、現場からは戸惑いの声も。

仕分け対象の一つとなった銭湯への補助事業。
新潟市では銭湯の経営維持を目的に
年間60万円を上限とした補助金を給付。
また、高齢者の料金を割引する入浴券も交付してきたが
2つとも仕分けの対象となった。
千鳥湯の熊谷孝さんは「入浴料金は物価統制令によって、
県が儲かりすぎずというラインを決めて入浴料金は設定されるので、
もうからないようにできている」と話す。
何とか廃止を食い止めようと署名活動に取り組んでいる。
利用客が減少しているのも事実だが銭湯で一日の疲れを癒す時間を
心待ちにしている常連客も多い。
仕分け人がこちらに来て声をきいてもらえればうれしいが、それがない」

『廃止』『民営化』など6段階で判定する。


仕分け対象の一つ
ヒット曲「千の風になって」にまつわるイベントなどのPR事業について。
「PR効果が弱い」「そのためだけに新潟に来ようという気にはなれない」と話す
仕分け人に対し、新潟市の担当者は「『千の風』だいぶ人気がなくなって歌われなくなったとはいえ、相当の地元の方、楽しみにしている」と説明。
判定では廃止と民営化などに意見が割れた。
そして銭湯を巡る補助金について。
仕分け人からは「銭湯が自助努力せず、自ら首をしめているということはないか」
「20軒の銭湯だけに補助して、他の業種はないのに、その理屈を
市としてどう考えているのか」と辛らつな意見が上がり、
たまらず傍聴人の高齢者
からは「いじめないで」と声があがった。

一方、説明を求められた市の担当者が、銭湯の経営の実態を
把握していないことも明らかになった。
そのような状況で下された結論は「廃止」。
千鳥湯の熊谷さんは憤りを隠さない。


銭湯の補助事業は行政側が補助金なしでは成り立たない仕組みを
作ったような背景もある。
9月3日にはさっそく行政側が銭湯の組合を訪問して、
廃止にしないという説明をした。
仕分けの様子を見ていても、行政側が実態を確認しないまま仕分けに臨んできちんと答えられない印象が強かった。
また、大規模な予算が投じられる建設事業や
2009年に篠田市長の肝いりで開催された「水と土の芸術祭」は
議題に上がらなかった。
9月3日に次期市長選に正式に出馬表明した篠田市長が
触りにくいものを避けたような印象も否めない。

また、仕分け人の、対象事業への知識、現場の調査などを行ったかなど
手法にも疑問が残る。
仕分け結果は、来年度予算を編成するなかで
どう反映させるか検討されていく。
その成果も検討されなければならない。