2023.05.04「コケコッコー」とケッコウな鳴き声 彌彦神社で日本鶏品評会【新潟】
長鳴鶏鳴き合わせ会も開催
青空に新緑が映える彌彦神社では、多くの参拝客が列をなす中で、一風変わった催しも開かれました。
■岡拓哉アナウンサー
「鳥居をくぐると、彌彦神社はまさに目が覚めるような鳴き声に包まれています。ゴールデンウィークは様々な鶏が並び、その美しさを競う品評会が開かれています」
55回の歴史を誇る、日本鶏の品評会。県内外の愛鶏家が飼育する75羽が出品されました。
■愛鶏家
「犬よりは頭がよくないが猫よりもなつく。爪を切ったりクチバシにヤスリをかけたり世話をする」
■審査員
「(どんなところを見る?)まずは体型。バランスがとれているかどうか。(品種によって)基本的なベースがあるので、とにかく欠点の少ない鶏が上に行く」
開催は4年ぶり。多くの参拝客がカメラを向けました。鳥インフルエンザの流行を受けて、飼育には細心の注意を払ったといいます。
■愛鶏家
「金網を二重にして野鳥が入ってこないようにしたり、他の地域に出向いたときの消毒などは徹底していた」
最高賞の越後一宮賞に輝いたのは、こちらの「蜀鶏」「他の鶏より一回り大きく、冠や尾の形など全体的にバランスよく整っている」と評価されました。さらに、こんな催しも・・
(鳴き声)
「長鳴鶏鳴き合わせ会」鳴き声の長さや澄んだ声色などを競いますが…
■岡拓哉アナウンサー
「多くの観客にカメラを向けられてちょっと緊張しているでしょうか…なかなか泣きません…」
すると…
(鳴き声)
■岡拓哉アナウンサー
「すごい結構鳴きました!」
20秒以上は優勝を狙える好記録!鳴き合わせ会は5日も行われ、2日間の総合順位が決まります。