2023.03.03「佐渡島の金山」ユネスコが推薦書の確認終え次の審査へ 世界遺産登録可否は来年夏か【新潟・佐渡】
佐渡島の金山 世界遺産へ イコモスから次の審査へ
世界遺産への登録を目指す「佐渡島の金山」についてユネスコが推薦書の確認を終え次の審査に進んだことが分かりました。去年は書類の不備が指摘されただけに関係者は胸をなでおろしています。早ければ来年夏登録の可否が審議されます。
この情報を受けて佐渡市長は。
■渡辺竜五 佐渡市長
「確実だとは思っていたが実際に通るとちょっと安心したというところと、やり直し 新たなスタートという認識です」
県によりますと1日夜、ユネスコが推薦書の確認を終え事前審査などを行う諮問機関「イコモス」へ書類が送られたということです。
佐渡金山の世界遺産登録を巡っては去年9月、ユネスコが推薦書を確認する段階で記述に不備があると判断。1月に政府が推薦書の再提出をしていました。
■渡辺竜五 佐渡市長
「1つは価値の見える化 わかりやすく資産の価値をどのような外国の方が見てもわかりやすく伝えるそこをしっかりと考えたい」
今後はイコモスが今年の秋ごろまでに現地調査をするとみられていて順調にいけば、来年夏ごろ、世界遺産委員会で登録の可否が判断されます。