佐渡金銀山に近い佐渡市相川地区の山中に大量の廃棄物が不法投棄されています。9日、地元の団体がこれを撤去しました。

佐渡市相川の中心部から2kmほど離れた林道沿いに大型家電などの廃棄物が数カ所に分かれて捨てられています。
撤去作業は県と民間などで構成する地元の廃棄物対策連絡協議会が実施。家電ゴミや古タイヤなどを約20人が2班に分かれて運び出しました。
世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」を構成する鶴子銀山に近く、登録に向けた環境美化の必要から優先して撤去しました。
　
■県佐渡地域振興局 西潟良成環境センター長
「発見した時より他のごみも見つかって思った以上に多かった。不法投棄が発生しないように周知していくことにも力を入れたい。」

県と佐渡市は不法投棄を防ぐためパトロールも行っています。