2025.01.16「家計に響く・・・」ガソリン価格さらに高騰、政府の補助金が縮小【新潟】
ガソリン価格があがった理由は・・
政府によるガソリンの補助金が、16日からさらに縮小されます。県内のガソリンスタンドでは、すでに値上げをしている店舗もあり、消費者から「家計に響く」という声があがっています。
■柿木哲哉記者
「新潟市北区のガソリンスタンド、レギュラーガソリンの価格は1Lあたり188円となっています。今日から6円値上げしたということです。」
■利用客
「家計に響きますよね、満タンにすれば軽でも4000円はかかる。厳しいです、うちは。」
普段では、午前9時から10時まで平均15台が来店しますが、16日は7台と半分程度でした。
■ハート 植木豊専務
「昨日需要があって、昨日・その前から価格を考えているお客さんが多いので、今日は閑散としている。」
ガソリン価格があがった理由は・・
■ハート 植木豊専務
「補助金が12月に続いて今日から5.1円減額になりましたので、実質消費税をいれると6円くらいは値上げせざるを得ない状況。」
政府の補助金により、これまでは全国の平均価格が175円程度に抑えられていました。しかし、2024年12月19日に補助金が5円縮小し、14日時点で180.7円まで上昇。さらに、16日に補助金が5円縮小し、2週間から3週間かけて5円程度上昇する見込みです。
2024年12月「ガソリン税」に上乗せされている25.1円の暫定税率について、自民党・公明党と国民民主党が廃止することで合意。実現すれば、ガソリン価格が安くなることになりますが、廃止時期は未だ不透明です。
■ハート 植木豊専務
「やっぱり不安です。今後どうなるのか。価格は大きい影響があるので、その分、価格だけじゃない店舗の魅力作りが大切になってくると思うので。そこは一生懸命考えながらやっていきたい。」