2025.02.25「自分のこととして考えて」めぐみさんの同級生が中学生に講演【新潟】
若い世代が拉致問題を知る機会をもっと増やすべき
拉致被害者・横田めぐみさんの同級生が中学生に向けて講演し、拉致問題を自分のこととして考えてほしいと訴えました。
新潟市西区の内野中学校で講演したのは、横田めぐみさんと中学校で同級生だった間英法さんです。間さんはめぐみさんについて「明るくて誰にでも話しかけていく人だった」と振り返り、映像などを使って拉致問題の深刻さを説明。生徒たちにこの問題を自分のこととして考えるよう求めました。
■間英法さん
「人まかせになるとね、ダメなんですよ。(拉致問題解決への)話が進まないんですよ。(中学生は)まだできることは限られると思います。でも、興味関心を持ってもらいたいと思います。」
■中学3年生
「(講演を聞いて)まだ分からないことがあった。そのようなことを後世に伝えていきたい。」
■中学3年生
「(めぐみさんが)部活の帰りに拉致されてしまったということが、自分にあってもおかしくないこと、怖いなと思った。」
拉致被害者の親世代で健在なのは、めぐみさんの母・早紀江さんだけとなりました。
■間英法さん
「親御さんが1人ずつ亡くなられている状況がありますので、一刻も早い救出につながっていければいいなと思うばかりです。」
間さんは、若い世代が拉致問題を知る機会をもっと増やすべきと話しました。