2024.09.19『TSB(徹底的に・詐欺・防止)!』急増するSNS型投資詐欺 人気パン店のパン配り注意呼びかけ【新潟】
【写真】パン工房 Dream House・市川和弥店長
合言葉は【TSB(徹底的に 詐欺 防止)】です。急増するSNS型投資詐欺などをより身近に感じてもらうため、新潟中央署は市民を詐欺防止大使に任命し、被害防止を呼びかけました。
18日に新潟市中央区の"ぷらっと本町"で開かれた詐欺被害防止イベント。新潟中央署に「TSB大使」に任命されたのは「パン工房 Dream House」の市川和弥店長です。TSB大使は、詐欺の被害をより身近に感じてもらうために新潟中央署が新設した独自の取り組みで、この日は手作りのパン200個とともに被害防止を呼び掛けるチラシを配りました。
県警によりますと、今年県内ではSNSを通じてやり取りを重ね、信頼関係を深めてからお金をだまし取るSNS型の投資詐欺やロマンス詐欺が急増。被害件数は、7月末時点で去年同時期に比べ約4倍の81件となっていて、被害総額は10億円を超えています。
■パン工房Dream House 市川和弥店長
「パン屋さんのお客さんは女性や高齢者が多いので、そういった方にパンを売りながらの会話の中で『知らない電話には出ない』『知らない人からのメールは受け取らず無視する』など簡単な言葉をかけて被害を防止していきたい。」
■新潟中央警察署 左京秀明署長
「一市民に協力してもらって、一緒に広報をする。これが詐欺の被害防止には非常に大事なことだと思うので、今後もこういった活動を続けていきたい。」
警察は「SNSなどでお金の話が出たら、すぐに詐欺を疑って相談してほしい」と呼びかけています。