2025.01.27【サッカー|アルビL】初タイトルへ!皇后杯決勝はPK戦の激闘【新潟】
決勝はPK戦の激闘
過去4度、皇后杯・決勝に進出するも、いずれも準優勝。初優勝を見届けようと多くのサポーターが広島に駆け付け、選手たちを後押しします。
■サポーター
「(Q.何時に出発?)夜中の12時くらい。(Q.車?)車です。タイトルとるぞ!」
■サポーター
「アルビレディース頑張れ!」
決勝の相手は、強豪・浦和レディース。悲願の初タイトルへ、運命の一戦が始まりました。
試合は、前半から浦和が主導権を握る展開に。11分、キーパーと1対1の場面で冷静に決められ先制を許します。嫌な流れを断ち切ったのは、新潟が誇るストライカーでした。28分、滝川らしく積極的に右足を振り抜き同点に追いつきます。
後半は、アルビのペース。7分に杉田!その2分後には、石田!チャンスを作るもゴールネットを揺らすことはできず、試合は延長戦へ。
延長はまさに気持ちのぶつかり合い、キャプテン川澄がシュートを放つもわずかに枠の外…その直後、大ピンチを迎えるも…守護神・平尾がビッグセーブ!互いに譲らない激闘は延長でも決着がつかず、PK戦に突入します。
2人が決め、迎えた3人目。アルビはチーム最年少18歳の横山が外し・・・4人目は互いに決め、アルビの5人目はチーム一筋19年目の上尾野辺が決めました。ここで決められると負けが決まる勝負の5人目・・・決められ、5回目の挑戦でも決勝の壁を破れなかったアルビ。
それでも、選手たちはサポーターと再びタイトルに挑む決意です。
■川澄奈穂美主将
「新潟にタイトルを、本気でタイトルに挑むところは今季の目標としてぶれない。そのためにしなければいけないことを、反省点含めてもう一度考えて次のリーグ戦再開を迎えたい。」
■滝川結女選手
「あと一歩のところでやっぱりまだタイトル獲れず、タイトル獲ることの難しさを痛いほど感じた。自分たちは、もう一皮二皮むけて、もう一回みんなで練習して積み重ねて、またこういう舞台に戻って来れるように頑張りたい。」