明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟の話題です。リーグ開幕から2週間、ようやくやってきた今シーズンのホーム開幕戦。勝利目前でまさかの展開が待っていました。

今年もやってきた…待ちに待った…ホーム開幕戦！

■大石悠貴アナウンサー
「アルビ・ホーム開幕戦がやってきました。現在の気温が12.8℃、サッカー日和となっております。試合開始1時間半前ですが、このようにずらりと、多くのオレンジのアルビサポーターが詰めかけています。この試合の期待度をサポーターに聞いてきます！」

■サポーター
「ホームはアウェーと違うので、みんなの力で応援すれば選手が頑張ってくれると思う。」
■サポーター
「(Q.1番最初にゴールを決めるのは？)小見！矢村！」
■サポーター
「今日は1歳になって初めてのホーム戦なので、一緒に来た。子どもと一緒に見られるのは幸せなことなので、是非とも勝ち点3をとってもらいたい。」

春の陽気に包まれたこの日。試合前にはピクニックを楽しんでいるサポーターも…

■サポーター
「娘と孫2人と家内。3月でこんな天気はめったにない。3試合勝てていないので、今日は絶対勝ってほしい。」

新生アルビは、ここ3試合いまだ勝利なし。そのアルビを後押ししようと、約2万3000人のサポーターがビッグスワンに詰めかけました。もちろん狙うのは〝勝利〟のみです。

立ち上がり、守備のプレスがうまくはまらず、流れはセレッソに…。再三のピンチを防ぐと、逆に少しずつアルビがペースをつかんでいきます。すると17分でした。矢村ゴール！センターバックの稲村が前線に駆け上がりシュート。こぼれ球に矢村が反応し、ホーム開幕戦で欲しかった先制点を奪います。
これで一気に流れにのるアルビは…マイケルから矢村！さらに谷口から長谷川！ただゴールネットを揺らすことはできず･･･。すると28分、クロスから一瞬のスキを突かれて同点に。その後もゴールを狙い続け、前半だけで12本のシュートを放ちますが、追加点を奪えず1－1で前半を折り返します。

何が何でも勝利を…ゴールが欲しいアルビは後半17分、キャプテン堀米から長谷川！長谷川が頭でニアを打ち抜き、2年連続のホーム開幕戦でのゴール！再びリードを奪います。
アルビは39分からゲリアを投入。ディフェンスの枚数を増やし、5バックで守備を固める作戦に。しかし、アディショナルタイムに悪夢が…同点ゴール。その後も、最後まで諦めずゴールを狙いますが、決めきれず。

もどかしいドロー。これで4試合連続白星なし。ホーム開幕戦で逃した勝ち点3に、監督・選手それぞれが悔しさをにじませる結果となりました。

■樹森大介監督
「本当にたくさんのサポーターの声援はすごい雰囲気を作ってくれたので、ありがたかった。尚更しっかり勝ち点3をとらなくてはいけなかったという思い。」

■矢村健選手
「1点目決めた時は最高だったが、もう2点3点と取るチャンスがあったというところに、自分自身目を向けなければいけないし。ここで、もう2点3点とるチーム、その1点を守り抜くチームにもっともっと強くたくましくならないといけないと実感した。」

■堀米悠斗選手
「本当にいまやっている道を信じて、チームが同じ方向を向いて進んでいくしかないと思うので、なかなか結果が出ていないがチームがバラバラにならないように一つになって進んでいきたい。」