2023.09.04【バスケW杯】新発田市出身・富樫勇樹選手に地元後輩たちも声援 そしてかつての恩師は【新潟】
地元・新発田からも祝福の声
バスケットボールワールドカップで3日、カーボベルデを破り、パリ五輪出場権を獲得した日本代表。チームをけん引した主将・富樫勇樹選手の地元・新発田市からは後輩たちが声援を送りました。
3日に行われた日本代表の記者会見。チームのキャプテンを務めた富樫勇樹選手は、全国のファンへの感謝とともに日本のバスケへの熱い思いを語りました。
■富樫勇樹選手
「たくさんの方に応援してもらって自分たちの目標であるパリ五輪への切符をつかむことができてうれしく思う。チーム全員の気持ちとしてはもっとバスケをメジャーにしたいという思いを常に持ってプレーしている。プロ野球やJリーグに追いつけるようなメジャーなスポーツになっていけたらうれしい。」
その富樫選手が小学生の頃に所属した地元新発田市のチーム「新発田キッズ」。後輩たちの目にも世界で戦う先輩の姿がまぶしく映りました。
■6年生
「パスと3Pがすごい」
「自分が小さくても大きくなっても富樫選手みたいに3Pやフローターを決めたい」
「日本のキャプテンとしてすごい」
「流れが悪い時でも点を取れるプレーヤーになりたい」
「新発田キッズ」のアシスタントコーチの増子信一さんは、かつて小学1年生から特別に入部した富樫選手を、4年生の途中まで指導していました。
■増子信一コーチ
「努力の天才と呼んでいる。課題を与えるとクリアしていく。ステップを踏んで上手くなっていく選手だった。本人はすっかり忘れていると思うが体に染みついたファンダメンタルの部分は新発田キッズでの財産かなと感じている」
2日のカーボベルデ戦は自宅でテレビ観戦。自力でつかみ取ったパリオリンピックでも中心選手として活躍を願っています。
■増子信一コーチ
「キャプテンとして今度は比江島選手と同じようなベテランの域になる。そういったまとめ役の部分とポイントでコートに出た時にチームの流れを変えるようなプレーヤーになれるように期待している。」