2023.09.11【ラグビーW杯】新潟市出身・稲垣啓太選手 代表50試合目も躍動・勝利に貢献 地元からファンも家族も大声援【新潟】
【資料】ラグビー日本代表・新潟市秋葉区出身 稲垣啓太選手
フランスで開幕したラグビーW杯。日本代表は日本時間の10日夜、初戦でチリと対戦しました。新潟市秋葉区出身の「笑わない男」稲垣啓太選手も奮闘し、日本に「笑顔」を届けてくれました。
前回大会で歴史を変えたラグビー日本代表。新潟市秋葉区出身、ワールドカップ3大会連続出場となる稲垣啓太は、今大会もフォワードの中心として活躍が期待されます。
チリ戦に合わせて新潟市の新潟日報メディアシップには約170人のラグビーファンが集結。パブリックビューイングが開催され、稲垣選手の家族の姿もありました。
■父・工さん
「前回以上のベスト4を目指して頑張ってほしい」
■母・紀子さん
「ドキドキしている。チームのために貢献できることを願っています。」
試合は、日本が先制を許しますが、前半8分、稲垣が攻撃に絡むとパスがつながり、最後はファカタバが抜け出し今大会チーム初トライ。さらにキックも決まり、稲垣を起点に同点に追いつきます。
日本の流れは止まらず30分、スクラムでチリに圧力をかけそこから繋いで勝ち越しトライ。さらに前半終了間際もモールからトライを決め、稲垣を中心としたフォワード陣が存在感を示しました。
その様子に、父・工さんは。
■稲垣選手の父・工さん
「自分の仕事はしている。後半はもっと点をとれると思う。」
後半も稲垣が躍動し13分ゴールライン際でが飛び込むと、そこから最後は34歳・リーチマイケルがトライ。稲垣が得点につなげる活躍を見せました。
18分、交代でグラウンドを後にすると、代表50試合目の出場を讃えスタジアムからも、パブリックビューイングの会場からも大きな拍手。この試合6トライを決めた日本。初戦に勝利し大きく弾みをつけました。
■パブリックビューイングの観客
「稲垣選手はタックルもアタックもどっちも頑張っていてすごいと思った」
「トライシーンが一個一個感動的過ぎておじさんはダメ」
「選手を止めていくところタックルしていくところがかっこよかった」
■稲垣選手の父・工さん
「ディフェンスの面ではよかったもうちょっとでトライの場面もあったので、勝って50キャップ(試合出場)だから一番良かった」
初戦を終えた稲垣自身は。
■日本代表・稲垣啓太選手
「大事なことは自分たちがどういうラグビーをぶつけるか。それは80分間できた。代表50試合目は自分一人でここまで積み重ねることができた訳ではないので、自分を支えてくれた全ての人に感謝の気持ちを感じる機会だった。来週(次の試合に)結果を残せるように全てを注いでいきたい」
日本代表の1次リーグ第2戦は18日に強豪イングランドと対戦します。