2025.02.04【今季最強寒波が襲来】大雪による交通事故も…交通障害などに警戒を【新潟】
事故で現在【糸魚川ICと上越JCT】の間が通行止め
今シーズン最強の寒波による大雪に十分な警戒が必要です。強い寒気の影響で、6日(木)にかけて平地でも【警報級の大雪】となるところがある見込みです。
気象台は、交通障害などに警戒を呼びかけていますが、県内では4日(火)も雪によるとみられる事故が発生しています。
■庭山陽平記者
「車が横転していますね。」
午前9時頃の関越道下り線・越後川口IC付近では、乗用車が雪の壁にぶつかり横転。ケガ人はいませんが、現場周辺で一時渋滞が発生しました。
また、午後4時頃には北陸道下り線で除雪車と大型トラックなど4台が絡む事故が発生。除雪車の男性1人がケガをして搬送されました。現在、糸魚川ICと上越JCTの間が通行止めとなっています。
警報級の大雪との予報に、各地で雪への備えが進められています。
サクラの名所・上越市の高田城址公園では、桜守が雪からサクラを守る準備をしていました。
■桜守
「サクラの雪落としで、どこまで被害が出るかによってはギリギリになる心配があるので、サクラの花の数もその分減ってしまう。」
既に2mを超える積雪を記録している魚沼市守門では…
■魚沼市民
「今年の雪は重い。(明日からの雪は)もう覚悟する。雪国だから。」
「まだ2mちょっとだから。でも今回の寒波でどれくらい降るかちょっと怖い。」
気象台によりますと、5日(水)午後6時までの24時間降雪量は、中越の山沿いで100cm、上越の山沿いでも80cmなどと予想されていて、平地でも40cm~50cmの降雪が予想されています。
気象台は、6日(木)にかけて大雪による交通障害や高波に警戒を呼びかけています。