2024.08.12【台風5号】お盆休みに県内に接近 高波注意・海水浴場で死亡事故も 13日明け方にかけて落雷・突風に注意【新潟】
台風接近 高波で遊泳禁止の海水浴場も(12日・新潟市)
台風5号の接近が、盆休みのレジャースポットにも影響が出ました。下越では、13日明け方にかけて雷を伴って強い雨が降るところがあり、引き続き注意が必要です。高波となり遊泳禁止となる海水浴場もあるなか、上越市の海水浴場で管理員の男性がおぼれて死亡する事故がありました。
新潟市西区の青山海岸海水浴場。12日は風が強く吹き、高波が押し寄せていました。
■新潟青山ライフセービングクラブ 阿部啓一代表
「この時期、海水浴を楽しみにして来られる方が多いんですが、忍びない気持ちもあるんですが遊泳禁止とさせていただいた。」
風と波が収まるまでは、遊泳禁止とされました。訪れた人たちは、砂遊びやバーベキューを楽しんでいました。
■地元の人
「海に入って遊びたかった。夏休み長いのでまた何回もきて入れればいいですね。」
■横浜から
「残念です。入りたかった。なんで足だけでもと思いまして。あと2日間観光しないといけないので晴れ間が少しでもみれたらな。」
一方、上越市のなおえつ海水浴場では、溺れたと思われた人を助けようとした海水浴場の管理員の男性(70代)が溺れて死亡しました。泳いでいた人は無事でした。事故当時は波が高くなり「遊泳注意」が呼びかけれていたものの遊泳禁止にはなっていませんでした。
新潟地方気象台によりますと、暖かく湿った空気の影響で下越では12日までは1時間に20mm以上の強い雨の降るところがありそうです。
また、13日午後6時までに予想される24時間降水量は、多いところで上・中・下越で60mm、佐渡で30mmとなっています。
下越では、当初懸念されていた警報級の大雨となるおそれはなくなりましたが、13日明け方にかけて落雷・突風に注意が必要です。