大相撲3月場所で、糸魚川市の県立海洋高校出身の大の里が3場所ぶりの優勝を決めました。いよいよ来場所は綱取りに挑戦です。

大相撲春場所12勝3敗で平幕・高安との優勝決定戦に臨んだ大関・大の里。出身の能生中学校・海洋高校がある糸魚川市では、パブリックビューイングが開かれました。

■観客
「また(優勝に)絡んできたので、絶対勝てると思う。」
■観客
「やってくれると思う。信じている。」

勝負の一番。
大の里、3場所ぶり3回目の優勝。

■大の里
「苦しい場所が続いた中での優勝ということで、本当にうれしく思う。」

■観客
「良かった。うれしい。」
■海洋高校相撲部 山本大吾主将
「先輩力士として尊敬するし、やっぱりすごい。」

大関昇進後、苦しい場所が続く中で手にした優勝に安堵感を滲ませていました。

■大の里
「何してるんだろうという情けない場所が続いた中で、大関という地位のプレッシャー・重圧に負けていた2場所でもあって。その中でしっかりと稽古したつもりだったので、その成果が出たのはうれしい。」

横綱昇格へは、大関の地位で『2場所連続優勝』あるいは『それに準ずる成績』が求められます。
5月場所は、ついに綱取りに挑戦です。

■大の里
「来場所に向けて、もう一度またパワーアップして、また親方の言う事を聞いて頑張りたい。」