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2025.01.23【大阪・関西万博】南魚沼市は〝天然の雪〟展示 狙いは?県内自治体もPR【新潟】

【大阪・関西万博】南魚沼市は〝天然の雪〟展示 狙いは?県内自治体もPR【新潟】
万博に“雪”理由は?
大阪・関西万博の開幕まで3カ月を切りました。県内の自治体もブースを出展する予定で、このうち南魚沼市では〝天然の雪〟を運び出し展示します。なぜ雪なのか、その狙いを取材しました。

■南魚沼市商工観光課 鵜沼実さん
「こちらが大阪万博まで運ぶ雪となります。6~8tダンプで3台分くらいを持っていきます。」

南魚沼市の山のふもとに溜められている大量の雪。4月13日に大阪の夢洲で開幕する『大阪・関西万博』で展示されます。2820万人の来場が見込まれる今回の万博は、全体で2兆9000億円の経済波及効果があると試算されています。

■大阪府 吉村洋文知事
「新潟の魅力、素晴らしい魅力がたくさんある。それをぜひ万博で発信してほしいし、それによって新潟すばらしいなということで、万博に来た人が新潟に行く、新潟の人にも(大阪に)来てもらう。そういう交流が増えればいい。」

南魚沼市が雪を選んだ背景には、雪国の地域ならではの理由がありました。

■南魚沼市商工観光課 鵜沼実さん
「南魚沼市では雪の利活用を考えておりまして、冬になると雪はマイナスのイメージを持たれる方も多かったと思う。でも、実際には雪がこういう風に利用できるということを知ってもらうことで、雪がこんなにいいものなんだということを広めていけたら。」

南魚沼市では近年、豊富な雪資源を使った食材の保管などに取組んでいて、万博でも雪室で貯蔵したコメや酒をPRします。1日あたり1.5tほどの雪を用意し、来場者が直接触れられるかたちで展示する予定です。

■南魚沼市商工観光課 鵜沼実さん
「特に海外の方は雪を見たことがない方がたくさんいらっしゃるので、実際の雪を見せることで『雪と言えば南魚沼市』というイメージを持っていただきたい。」

南魚沼市は、6月20日から4日間の日程で出展するということです。
そのほか、県は7月に県の石『ヒスイ』の展示や、リアルな映像を投影したデジタル空間でニシキゴイ・花火など県の魅力をPRするということです。
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