寒波は過ぎ去ったものの、山沿いの住民は雪かきに追われています。週末にかけて気温が上がる見込みで、雪崩などに注意が必要です。

先週の寒波で積雪が一時260cmを超えた南魚沼市。26日は、気温が上がり雪解けが進んでいました。

■住民
「日が出て雪がしまって重たい。一度に1m近く降ることもあるから、すぐまた山になっちゃいますよ。」

こちらの住宅は、50代の男性が1人で暮らしています。2階部分まで雪に埋まってしまったため、26日はボランティアなど7人に協力してもらい除雪を進めました。

■除雪を依頼した男性
「(雪が)屋根に届くともう無理かなみたいな感じで、雪が落ちませんから。大助かりですね、言葉にできないくらい嬉しいです。」

1軒を終えるのに、半日近くかかります。南魚沼市で除雪ボランティアに登録しているのは約30人。人の確保が課題です。

■南魚沼市社会福祉協議会 本多博樹係長
「自分のお家の除雪が終わらないと、なかなか他の人の家の除雪には参加できないので、なかなか集まらないというのが課題です。」

県内では、週末にかけて気温が上がる見込みで、雪崩や落雪などに注意が必要です。