2025.02.28【岩手・大船渡の林野火災】山火事の現状は?隊員が現地の惨状を語る、平成以降最悪レベルの山火事に【新潟】
県の消防防災ヘリが空から消火活動に協力
平成以降で国内最大規模の林野火災に、新潟から応援に駆け付けました。岩手県大船渡市の山火事は、発生3日目の今日も被害が拡大しています。
緊急消防援助隊として、空から消火活動に協力した県の消防防災ヘリが先ほど新潟に戻り、隊員が現地の惨状を語りました。
県の航空隊員は国からの出動要請を受け、28日午前7時前に新潟を出発。午前10時頃から岩手県大船渡市の現場で、空からの消火活動に携わりました。
■県消防防災航空隊 石添義則隊長
「山間部全体が燃えている感じ。上空からの散水というところで、まだ煙体で発生している煙に機体が巻かれないような形での活動を実施していく。」
26日午後に発生した山火事は既に1200ha以上の面積を焼き、平成以降では国内最大の林野火災となりました。これまでに1人の遺体が見つかり、3300世帯以上に避難指示が出されています。
■県消防防災航空隊 石添義則隊長
「広範囲に広がっているというのもあって、なかなか乾燥もしているので火の手が収まらないような印象でなかなか手ごわかった。」
このほか、県内からは緊急消防援助隊として消防・救急隊員191人が現場に派遣されています。