• 現在のお知らせはありません。

2025年03月15日(土)本日の番組表

UXニュースNEWS

2025.02.19【新潟グルメ】凄腕料理人のおもてなしに舌鼓!新潟の魅力を詰め込んだ郷土会席【十日町市】

【新潟グルメ】凄腕料理人のおもてなしに舌鼓!新潟の魅力を詰め込んだ郷土会席【十日町市】
「料理マスターズ」でブロンズ賞を獲得したスゴ腕料理人・店主の弓削朋子さん
十日町駅東口からつづく商店街の一角にある『十日町 会席 ゆげ』。地元食材をふんだんに使った料理でもてなす和食店です。

切り盛りするのは、店主の弓削朋子(ゆげ ともこ)さん。
実はこの方、「料理マスターズ」でブロンズ賞を獲得したスゴ腕料理人です。「料理マスターズ」とは農林水産省が優れた料理人を表彰するもので、受賞者は現在全国に112人。県内では弓削さんが4人目の受賞で、地域と連携した活動や食文化の発信などが評価されました。

今回は、そんな弓削さんが作る郷土会席から2品をご紹介。

一品目は、弓削さんオリジナルの新潟の郷土料理「のっぺ」。
里芋やニンジンなどの根菜はもちろん、アマンダレやクリタケといった4種類の地物の天然キノコ、さらに佐渡産の牡蠣を贅沢に使い、より郷土色の強い「のっぺ」に仕上げています。様々なキノコの食感と、そこから出る出汁が食べていて楽しい一品です。

二品目は、「鯉松笠揚げ 潮仕立て」。
メイン食材は南魚沼産のコイ。切り込みを入れたコイの身に、まんべんなく衣をまぶしたら…ウロコ付きのまま油の中へ。5分ほど熱を通していくと、コイの松笠揚げができました。地元の城之古菜(たてのこしな)と針生姜をあしらった、上品なお椀でいただきます。
八海山の清らかな雪解け水の田んぼの中で泥抜きをしたコイの身は臭みがなく、淡白なうまみと甘み、さらにカラッと揚がったウロコの香ばしさが感じられます。出汁にはコイの骨も使われていて、素材を余すことなく使っているそう。弓削さんの技とこだわりを感じます。

地域の生業や生産者を応援するのも飲食店の役割と考える弓削さん。
「大人になって地元に帰ってきて食材のすばらしさの理由がどこにあるのだろうと思ったときに雪の恩恵がすごくあることを初めて勉強した。この土地の素晴らしいものを輝かせたいと思って、こういうお料理を作っています」と弓削さんは話します。

季節によって移ろう旬の食材と、それを最大限生かした弓削さんのおもてなし料理。弓削さんの料理を通して、新潟や十日町の自然に触れてみてはいかがでしょうか。

●十日町 会席 ゆげ
新潟県十日町市駅通り128
025-755-5263 ※完全予約制
ランチ|12時~14時(金曜・土曜のみ)
ディナー|18時~22時
ページのトップへ