2023.09.01【新潟グルメ】客には焼けない…!?店主が軽快な手際を披露・広島流お好み焼【長岡市】
店主自ら焼く「お好み焼 中しま」
長岡市東坂之上町の「お好み焼 中しま」は、約25年前にオープンしました。
広島から転勤で来た店主の中島康行さんは、地元の味が食べたいと、お店を開くことを決意しました。
店内に入って目に飛び込むのは、大きな鉄板。長さは4.5mもあります。お客さんが自分で焼くお好み焼き店も多いですが、こちらでは店主の中島さんが軽快な手際で調理します。中島さん曰く「広島風はお客さんは焼けない」とのこと。
広島のお好み焼きと言っても地域によってアレンジがあり、中島さんは尾道流。
小麦粉や山芋の粉を使った生地を薄く伸ばし、魚粉をかけたらシャキシャキのキャベツを乗せます。その間に、生地の隣で焼そばを焼いたらキャベツの上へ。お肉や薄く焼いた卵も乗せてたっぷり目にソースをかけて完成です。
新潟の要素を入れたいと、焼きそばの代わりにお米を入れるトッピングもあります。
箸やお皿を使わず、ヘラを使って鉄板から直接食べるのが広島流。広島では朝からお好み焼を食べるそうで、まさしくソウルフードです。
今年からランチ営業も始めました。広島のお好み焼は初めはなかなかお客さんに受け入れられませんでしたが、最近はやっと浸透してきたと感じているそうです。
■お好み焼 中しま
新潟県長岡市東坂之上町3-2-1
0258-31ー5575
【休】月曜