JR新潟駅南口からほど近い、けやき通り沿いにある「ちゃんこ大翔龍」。
ご主人の平井忠峰さんは元大鵬部屋の力士。引退後に「大翔龍」をオープンして20年余り。相撲部屋仕込みのちゃんこ鍋は多くの方に愛されています。

鍋のスープは味噌・塩・醤油とあり、どれもおススメですが、一番人気の塩ちゃんこ鍋に注目。
ベースは鶏ガラと和だしのWスープ。魚介類にお肉、野菜と具沢山。ゴマがアクセントの肉団子は一口食べるとプチプチほろほろです。そして、大分から取り寄せているという柚子胡椒。ピリッとした味わいと香りが、やさしい塩出汁を引き立たせます。

昭和の名横綱であり、食通だったという大鵬部屋の大鵬親方。平井さんが部屋の「ちゃんこ番」を務めたところ、親方にほめられたことをきっかけに、引退後は料理の道に進んだそうです。
セットコースには、ちゃんこ鍋に負けず劣らず、病みつきになりそうな自慢の料理が並びます。

人気メニューの一つが「手羽先の唐揚げ」。地鶏の「越の鶏」を、創業から継ぎ足している秘伝のたれで味付け。うま味がジュワ～っとあふれて、何本でもいけそうです。
これからやってくる新潟の寒い冬でも、身も心も温まれるお店です。

■ちゃんこ大翔龍
新潟県新潟市中央区天神2丁目1-3
025-246-6535
【休】月曜