2024.10.02【柏崎刈羽原発】再稼働の是非は「県民投票」で-市民団体が請求書提出【新潟】
10月28日から署名活動を実施
市民有志の会が、柏崎刈羽原発の再稼働について県民投票の実施を求めています。2日、県に条例の制定を目指す請求書を提出し、10月末にも署名活動を始める方針です。
「県民投票で決める会」のメンバーは午前中、県庁を訪れ県民投票条例の制定を目指す請求書を提出しました。
■県民投票で決める会 水内基成さん
「受理していただいて、我々も取り組みを進めたいと思う。よろしくお願いします。」
県民投票で決める会は、花角知事が柏崎刈羽原発の再稼働の判断にあたり「県民の信を問う」と示していることに対し、「県民投票で民意を確認したい」としていて、条例制定に向け10月28日から署名活動を実施します。
■県民投票で決める会 水内基成さん
「ぜひ県民の関心を高めて、自分たちの意思を柏崎刈羽原発の再稼働の是非、県知事の判断に反映させたいという共感を広げていって大きな運動にしたい。」
再稼働の是非を問う県民投票条例の制定をめぐっては、2012年にも約6万8000人の署名が集まりましたが、県議会で否決されました。
■県民投票で決める会 佐々木寛和さん
「賛成の人も、反対の人も、みんなが勉強できる機会を広げていきたい。知ってよかったと思える機会をたくさん作れたらいいなと思う。」
県民投票で決める会は、県議会議員への働きかけを強めたうえで、2025年1月末ごろまでに20万人の署名を目指すとしています。