2024.11.21【柏崎刈羽原発】米駐日大使が事故対策設備などを視察 原発の必要性についても言及【新潟】
柏崎刈羽原子力発電所を視察した米・エマニュエル駐日大使
アメリカのエマニュエル駐日大使が柏崎刈羽原発を訪れ、事故対策設備などを視察しました。アメリカ大使による柏崎刈羽原発の訪問は、初めてです。
エマニュエル大使は、事故で原子炉が冷却できなくなった際に水を送り込んで冷やす設備や防潮堤などを視察しました。
■アメリカ エマニュエル駐日大使
「一般的に原子力を私は支持している。(福島原発の事故後)どのような変化があり、どのような安全対策が採用されたのかを実際に見に来た。」
大使はさらに、国内の原発を再稼働すればロシアの液化天然ガスに頼らなくて済むとも強調。エネルギー安全保障の観点から原発の必要性に言及しました。
エマニュエル大使はバイデン大統領に指名され、2022年に来日。共和党のトランプ政権発足に伴い、退任する見通しです。