2025.02.27【柏崎刈羽原発】6号機と7号機:テロ対策工事の期限を延長の届け出提出【新潟】
6号機と7号機とも期限を延長
東京電力は、再稼働を目指していた柏崎刈羽原発7号機で実施中のテロ対策工事について、3月完成としていた期限を『2029年8月』に延長したことを明らかにしました。
■柏崎刈羽原発 稲垣武之所長
「これまで実施したことのない工事であり、かつ非常に大規模な工事であるため、工期を見通すことが非常に難しい状況。工事完了時期を2029年8月に変更し、本日、原子力規制委員会に変更の届出を行った。」
テロ対策工事は、東日本大震災のあとに義務付けられた新たな規制基準に基づくものです。東電は6号機の工期も『2026年9月』から『2031年9月』に変更しました。
再稼働をめぐっては「地元の同意」が得られておらず、今回の決定は新潟県での議論に影響を与える可能性があります。