2025.03.10【柏崎刈羽原発|6号機】建屋内で発煙 制御盤の変圧器焦げる 東電「外部への放射能の影響はない」【新潟】
初期消火により15分ほどで煙は収まる
10日午前、柏崎刈羽原発6号機の建屋内で煙が上がりました。非常用発電機の制御盤にある変圧器が焦げたということで、ケガ人はなく、外部への放射能漏れは確認されていません。
午前10時すぎ、柏崎刈羽原発6号機の非常用ディーゼル発電機の制御盤から煙が上がっていると消防に通報がありました。初期消火により15分ほどで煙は収まりましたが、制御盤の変圧器が黒く焦げたということです。ケガ人はいません。
現場は管理区域外で、東電は「外部への放射能の影響はない」としています。県が設置しているモニタリングポストでも異常は確認されていません。煙が出た制御盤は点検中で、東電が原因を調べています。また、原子力規制庁は今回の事案について「法令報告にあたるものではない」としています。