2025.02.26【気象予報士が解説】さらに気温が上がり雪解けすすむ、雪崩などに一層の注意を【新潟】
雪崩などに一層の注意を
26日(水)の新潟市は雨が降ったにも関わらず、昨日よりも気温の上がったところが多くなりました。26日(水)の最高気温は、上越市高田で9.9℃、新潟市中央区で7.9℃など、広く3月上旬から中旬並みになりました。
さらに、28日(金)から3月4日(火)頃にかけて、気温が平年に比べてかなり高くなり雨の降る日もあるとして、新潟地方気象台は雪崩や雪解けによる土砂災害・川の増水に注意を呼びかけています。
さて、27日(木)の県内は次第に晴れ間が広がりそうです。
◆27日(木)午前9時の予想天気図
27日(木)の県内は、はじめ気圧の谷となって湿った空気が集まりやすくなりますが、次第に九州付近に中心をもつ高気圧に覆われてくる見込みです。
◆今後の天気の移り変わり
26日(水)夜9時は、広い範囲ではありませんが上・中越を中心に所々で雪や雨が降りそうです。夜間も上・中越では雪や雨が降りやすく、27日(木)朝は県央を中心に雪雲や雨雲が流れこむでしょう。
一方、日中は天気が回復に向かい、午後は西から晴れのエリアが広がりそうです。
◆予想降雪量
26日(水)夜~27日(木)朝にかけて、魚沼市や十日町市周辺で10cm、その他の山沿いで5cmの雪の降るところがあるでしょう。
一方、その後、27日(木)朝から夕方にかけては山沿いも含めて各地0cmの予想です。27日(木)日中は日差しも届き気温が上がるため、雪崩や落雪には十分に注意をしてください。