2025.02.25【気象予報士が解説】晴れ間は長続きせず26日は冷たい雨や雪に 各地で“傘の出番”【新潟】
各地で〝傘の出番〟
25日(火)は晴れ間の出たところもあり、寒さが少し和らぎました。最高気温は、平地では8℃前後まで上がったところが多く、3月上旬並みの気温のところもありました。
一方、26日(水)は各地で〝傘の出番〟となりそうです。
26日(水)は、樺太付近の低気圧からのびる寒冷前線が次第に県内付近を通過していくでしょう。県内は大気の状態が不安定になり、断続的に雨や雪が降りそうです。
◆26日(水)の天気の移り変わり
朝6時の上・中越は、日の差すところがある一方で、下越と佐渡は雨雲がかかるところがあるでしょう。標高の高いところでは雪になりそうです。
その後、北から雨の範囲が広がり、日中いっぱいは各地で傘が必要になるでしょう。夜は、上・中越を中心に平地では雨、山沿いは雪が降りそうです。
雨のピークは26日(水)日中で、雷を伴って降り方が強まるところもありそうですのでご注意ください。
さて、新潟地方気象台から3か月予報の発表がありました。
◆3か月予報
新潟県が含まれる北陸地方では、3月から5月にかけて気温は平年並みか高い見込み。
降水量は、ほぼ平年並みの予想になっています。
さらに、その先の夏の天候についても発表がありました。
夏の気温は、平年よりも高くなりそうです。
降水量は、ほぼ平年並みの見込みですが、温暖化の影響もあり一度に降る雨の量が多くなる可能性があるということです。
6月頃からは早めの熱中症対策、梅雨の時期の大雨に注意が必要になりそうです。