2025.02.13【気象予報士が解説】来週は再び寒波が襲来…長期間警戒が必要【新潟】
少なくとも22日(土)頃まで寒気が居座る見通し
13日(木)は、各地で風が強くふぶいた所もありました。最大瞬間風速は、佐渡市弾崎で31.7m/sを観測。湯沢町では24.7m/sと、2月としては観測史上最も強い風が吹き、ふぶいた時間もありました。
一方、14日(金)はゆっくりと天気が回復に向かう見込みです。
■14日(金)午前9時の予想天気図
冬型の気圧配置が緩み、次第に西から高気圧が移動してくるでしょう。このため、雨や雪は午後には次第にやんでくる見込みです。
■14日(金)の天気の移り変わり
朝6時は山沿いでは雪が降りますが、平地では雨の所が多く、通勤通学の際は傘が必要になりそうです。昼頃までは広く雨や雪が降るでしょう。
ただ、午後は雲が薄くなり、晴れ間の出る所が多くなりそうです。夜は山沿いも含めて、広く晴れる見込みです。
■予想降雪量
13日(木)夜から14日(金)朝にかけて、山沿いで10~15cmの雪の降る所があるでしょう。また、上越市や長岡市・新発田市周辺では5cmの予想になっています。
その後、14日(金)朝から夕方にかけては、雪になるのは山沿いが中心で5~10cmの雪が降る所もありそうです。
14日(金)は、雪が降ってもそれほど強くならない見込みですが、来週は再び寒波が襲来しそうです。
■予想天気図
17日(月)以降、日本付近は等圧線が縦じま模様になっていて、強い冬型の気圧配置が続くでしょう。再び強烈な寒気が流れこみ、少なくとも22日(土)頃まで居座る見通しです。
来週の寒波も、長丁場になりそうです。特に、来週後半は里雪になる可能性がありますので、最新の気象情報をご確認ください。