2023.03.02【気象予報士が解説】桃の節句「ひしもち」に込められた思いは?県内 春の訪れはまだ足踏み…【新潟】
田中里穂気象予報士が解説
【解説】
3月3日は『ひなまつり』。欠かせないものの一つが桃色・緑・白の3色の「ひしもち」。実はこの色と、3段重ねの順番には意味があります。
桃色は「桃の花」、白は「雪」、緑は「新芽」。
上から順番に「桃・白・緑」は「雪の下には新芽が芽吹き、桃の花が咲いている」ことを表し、
「桃・緑・白」は「雪の中から新芽が芽吹き、桃の花が咲いている」ことを表すと言われています。
春の訪れが待ち遠しくもありますが、県内はまだ足踏みになりそうです。
2日夜は山沿いは雪となり、長岡市周辺でも、少し内陸に入ると雪になる所がありそうです。
この雪は、3日明け方頃にかけて続く所がある見込みで、朝は路面状況の変化に注意が必要です。
3日は冬型の気圧配置が緩んで、次第に西から高気圧に覆われ、上越と中越は昼頃から晴れてくる見込み。一方、下越と佐渡は寒気の影響が残るため雲の多い天気が続き、にわか雨や雪の所がありそうです。
また、3日も2日と同じような気温になりますので、お出かけの際は厚手の上着を用意すると良さそうです。