2025.01.31【気象予報士が解説】週明けは強烈な寒波が襲来!再び大雪に注意が必要【新潟】
2月4日(火)から強い冬型の気圧配置に
広い範囲で雪が降り、昨日からさらに積雪が増えた所があります。
各地の積雪の状況は、魚沼市守門で238cm、津南町で235cmなどと山沿いでは大雪になっています。平野部では、上越市高田で8cm、長岡市で13cmなどを観測しています。
ただ、大雪の峠は越えたと言ってよさそうです。
2月1日(土)・2日(日)の寒気の予想を見ると、2月1日(土)はまだ県内付近をすっぽり覆いますが、2月2日(日)は次第に北上していく見込みです。このため、2月1日(土)は雪の降る所がありますが次第にやむ見込みで、2月2日(日)は雲が多く天気が崩れても雨の所が多くなるでしょう。
■予想降雪量
1月31日(金)夜から2月1日(土)朝にかけて最も多いのは、十日町市や湯沢町周辺で20cm、次いで妙高市周辺で15cm。そのほかの山沿いや上・中越の平地で5~10cmの雪の降る所があるでしょう。
その後、2月1日(土)朝から夕方にかけて雪が降るのは山沿いが中心になり、降雪量は最大5cmと降り方はあまり強くない見込みです。
■予想天気図
一方で、週明けは今シーズン最強クラスの寒気が流れこんできそうです。2月4日(火)から強い冬型の気圧配置になって、今回よりも数段強い寒気が流れこんでくるでしょう。さらに、この寒気は、2月7日(金)にかけて居座る見通しで、長い期間、大雪や凍結などに注意・警戒が必要になりそうです。
雪の降る量、雪が強まる地域など、最新の気象情報を確認して備えをするようにしてください。