2025.01.22【気象予報士が解説】23日は次第に雨の範囲広がる、飛散量は前シーズンの170%!?「花粉情報」も【新潟】
飛散量は前シーズンの170%!?
22日は、あちらこちらでにわか雨がありました。今週は気温の高い日が続いていますが、そろそろ『花粉』が気になる方もいるのでは。
先日、日本気象協会が発表した予想によると、今年の県内の花粉シーズンのスタートは“2月下旬”と、ほぼ例年並みの見込みです。あと1カ月ですが、花粉の飛ぶ量も気になる方もいますよね。じつは、花粉の飛散量は前の夏の天気が影響します。
新潟県が含まれる北陸地方は、夏に気温が高く日照が多いというスギの花芽が作られるのに良い気象条件になりました。このため、今シーズンの飛散量は例年と比べて“やや多く”、前のシーズンと比較すると170%と2倍近く多く飛散する予想です。花粉症の方は早めの対策、そして万全な対策を心掛けてください。
さて、23日の県内は各地で傘が必要になりそうです。午前9時の予想天気図を見ると、日本海に寒気を伴った低気圧が発生し、ゆっくりと東に進むでしょう。この影響で、県内も大気の状態が不安定になり、所々で雨や雷雨となりそうです。
23日の天気の移り変わりを見ていきましょう。朝6時時点は、広く日差しが届く見込みです。ただ、佐渡は昼前から天気が崩れ、上・中・下越も午後は断続的に雨が降るでしょう。雷を伴って、雨脚が強まる所もありそうです。夜遅くなっても、山沿いも含めて広い範囲で雨が降りそうです。
朝、家を出る時に晴れていても、お出かけの際は傘をお持ちください。