2024.09.24【気象予報士が解説】25日もカラッとした暑さ-今年の冬は大雪の可能性高い【新潟】
12月~2月 例年より大雪の可能性高い
24日の新潟市は晴れ、過ごしやすい体感となりました。一方、上・中越は気温が上がりました。上越市高田や柏崎市などでは、最高気温が28℃以上となりました。
その一方、朝は放射冷却で冷えました。朝の最低気温は、阿賀町津川で11.8℃とヒンヤリを通り越して、寒くなった所がありました。
3カ月予報の発表がありました。新潟県が含まれる北陸地方は、10月にかけて気温が平年より高い確率が高く、11月からは平年並みになる予想です。秋が短く、11月に入ってから一気に季節が進みそうです。
また、降水量は12月になると平年並みか多くなりそうです。冬にかけてラニーニャ現象が発生して、寒気の南下が強まりそうです。そして、ラニーニャ現象は冬の間続く見通しで、2月にかけて大雪となる可能性があります。
さて、25日の県内も秋晴れが続きそうです。午前9時の予想天気図では、北海道の東の高気圧に覆われるため、県内は各地でよく晴れるでしょう。前線の北側の高気圧は、秋の乾いた空気をもっていますので、カラっとした暑さになりそうです。
25日の予想最高気温は、平年と比べると5℃前後高く、上越市や長岡市などは30℃を超えて真夏日の予想です。朝・晩は涼しく感じても、日中はまだまだ半袖が活躍しそうです。服装選び、そして体調管理にもご注意ください。