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2024.11.28【気象予報士が解説】29日も警報級の大雨、荒れた天気が続きそう【新潟】

【気象予報士が解説】29日も警報級の大雨、荒れた天気が続きそう【新潟】
29日も大雨、荒れた天気が続きそう
28日午後5時までの24時間で降った雨の量は、新潟・西蒲区で68.5mm、胎内市中条で63mmなどとなりました。

これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり、18時40分現在、新潟市・弥彦村・長岡市に土砂災害警戒情報が発表されています。雨で地盤が緩み、土砂災害の危険性が高まっている所があります。引き続き、急な崖の側には近づかないようにしてください。

そして29日も、28日のような天気が続きそうです。北日本の寒気を伴った低気圧の影響で、大気の不安定な状態が続くでしょう。県内は断続的に雨が降り、全県的に風も強まりそうです。また、海上ではしける所がある見通しです。予想される波の高さは、上・中越で最大4m、下越・佐渡で最大5mとなっています。

28日夜9時は、下越・佐渡を中心に雨が降り、青い表示で雨脚が強まる所もあるでしょう。夜間も同じような所で雨が続き、29日朝の通勤通学の時間帯は中越と下越を中心に本降りになりそうです。その後、日中から夜にかけても雨雲がかかり続け、降り始めから雨量が多くなる所があるでしょう。

29日午後6時までの予想降水量は、上越と佐渡で60mm、中越と下越で80mmとなっていて、28日以上に雨量が多くなる可能性もあります。引き続き、大雨による土砂災害に注意・警戒をしてください。

寒さにも注意が必要です。29日の予想最高気温を見てみると、平地で10℃前後、山沿いで7℃前後の予想です。平年よりも低く、各地で師走並みの寒さになるでしょう。雨や風の影響で、この気温の数字よりも寒く感じられそうですから、しっかりと寒さ対策をしてお出かけください。
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