2025.01.07【気象予報士が解説】8日は平地でも大雪 警報級の大雪になるところも【新潟】
8日は平地でも大雪
7日の予想は、雷を伴って雨脚が強まる所がありそうです。落雷やヒョウにもご注意ください。ただ、1月8日は平地でも大雪の所がありそうです。
1月8日の日本付近は、冬型の気圧配置になって強い寒気が流れ込んでくるでしょう。日本海にはJPCZが発生し、発達した雪雲が県内に流れ込んでくるため断続的に雪の降り方が強まり、警報級の大雪になる所がありそうです。7日午後9時には山沿いを中心に雪が降り、平地でも内陸ではミゾレの所がありそうです。
1月8日明け方までには、広く雪に変わるでしょう。1月8日の朝、通勤通学の時間帯は全県的に雪が降りそうです。平地でも雪かきが必要な所もありそうです。朝は早めの支度を心がけてください。日中も雪が降りやすく、断続的に降雪が強まるでしょう。短時間で積雪が急増する所もありそうです。
予想降雪量は、7日夜から8日朝にかけて山沿いでは30~35cmの雪の降る所があるでしょう。また、上越市や長岡市周辺で15cmなど、平地でも積雪が増える所がありそうです。
新潟市は5cmの予想で、その後1月8日朝から夕方にかけて山沿いの多い所で40cmの大雪が予想されています。
上越市や長岡市など市街地でも、まとまった積雪になりそうです。交通への影響にはくれぐれもご注意ください。
ただし、大雪に警戒が必要なのは、1月8日だけではありません。7日夜から1月8日にかけて、最も多く雪が降りそうなのは中越の山沿いとなり、上・中越では平地でも24時間で30cmの雪の降る所がありそうです。ただ、1月8日の夜以降は大雪のエリアが移動する見込みで、最も多いのが下越の山沿いで24時間で70cmとなっています。とはいえ、山沿いではたった2日間で100cmを超える大雪になる恐れがあります。最新の気象情報に注意をして、無理な移動はせず安全な場所で過ごすようにしてください。