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2024.11.19【気象予報士が解説|初雪の便り】週末は再び強い寒気が流れこみ、平地でも雪の混じる日も【新潟】

【気象予報士が解説|初雪の便り】週末は再び強い寒気が流れこみ、平地でも雪の混じる日も【新潟】
新潟地方気象台から『3カ月予報』発表
19日は、18日よりもさらに寒さが増しました。最高気温は平地で8℃前後、山沿いで5℃前後までしか上がらず、各地で〝今シーズン一番の寒さ〟となりました。

寒気の影響で所々雨が降ったため、綺麗な『虹』の出た所があったようです。19日午後1時過ぎの阿賀野川で「2重の虹」が見られました。外側は副虹(ふくにじ)といい、主虹(しゅこう)と色の配置が反対になります。雨粒が氷の粒・・・つまり雪になると虹は出ませんので、冬になる前の貴重な虹と言えます。

20日の県内は天気が回復しそうです。午前9時の予想天気図では、冬型の気圧配置が緩んで本州付近は緩やかに高気圧に覆われる見込みです。このため県内は、19日とは一転して晴れる時間が長くなるでしょう。日差しもあるため、日中はこの時期らしい気温に戻りそうです。

ただ、20日の日差しは貴重なものになりそうです。
週間予報を見てみると、21日(木)以降~週末にかけては傘マークが付いています。特に23日(土)頃は、再び強い寒気が流れこんできて、平地でも雪の混じる所がありそうです。この頃は、季節先取りの寒さになりますから、体調管理にもご注意ください。

さて、19日は新潟地方気象台から『3カ月予報』の発表がありました。
新潟県が含まれる北陸地方の12月から2月の気温の見通しは、ほぼ平年並みになる見込み。一方、降水量については、特に12月と1月は平年並みか多くなる予想です。

つまり、大雪となる可能性が例年よりも高くなる恐れがあるため、日々の気象情報を確認して雪への備えをするようにしてください。
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