2024.08.15【気象予報士が解説|強い勢力の台風7号】16日から雨や風が強まる所も JRは計画運休を発表【新潟】
JR東日本は一部の列車の計画運休を発表
日本のすぐ南で台風7号の雲が渦を巻いています。中心では台風の眼がくっきりしていて、台風の勢力が強いことを示しています。
強い勢力の台風7号の今後の進路予想は、今後も勢力を維持したまま暴風域を伴い、16日から17日にかけて関東沿岸を北上していく見通しです。県内でも台風周辺の雨雲がかかり、また風速15m/s以上の強風域に入る所がある見通しです。
16日朝6時の雨と風の予想は、中越の山沿いで雨が降りそうです。また、佐渡は朝から北よりの風が出やすいでしょう。午前中は、各地で通り雨となり、午後になると佐渡や沿岸部では、風が強まる所がありそうです。
そして、夕方以降は次第に台風周辺の雨雲が県内にもかかってきて局地的には雨雲が発達し、夜にかけて激しい雷雨の所もあるでしょう。16日は雨よりも先に風が強まりそうです。飛ばされやすいものは室内にしまうなど、今夜のうちに対策をしてください。
JR東日本は、この台風7号の接近に伴い、16日は一部の列車の計画運休をすると発表しました。上越新幹線では、上りの新潟駅11時47分発から午後4時11分発までの4便と、下りの東京駅午後3時56分発の1便の計画運休が決まっています。
このほかの上越新幹線の列車や、また北陸新幹線の列車も気象状況や運転状況によっては遅れや運休が生じる可能性があるということです。最新の情報にご注意ください。