17日、南魚沼市の中ノ岳で、男性が登山道から約200m下に滑落しました。天候不良のため救助できず、19日朝、警察のヘリコプターが現地に向かい収容しましたが、男性はその場で死亡が確認されました。

警察によりますと、17日午前11時前、中ノ岳(標高2085m)で70代の男性が登山道から滑落したと一緒に登山に来ていた男性から警察に通報がありました。滑落した男性は、登山道で笹をまたいで足をついたところ、登山道の状況が悪く約200m下まで滑落したといいます。
同行の男性が下まで降りて滑落した男性の容態を確認したところ、頭部から出血があり意識・呼吸ともない状態になっていました。

天候不良のため18日までヘリコプターが現地に向かえず、19日朝に男性を収容。しかし、その場で死亡が確認されました。東京都から来ていた75歳の男性でした。警察と消防が同行していた男性に詳しい経緯を聞いています。