2023.09.20【火事】8月に県内で123件発生 去年や過去10年平均を大きく上回る 猛暑続き電気火災に注意【新潟】
8月に発生 新潟市東区の火事
県消防局は8月に県内で発生した火事が123件に上ったと発表しました。去年や過去の平均を大きく上回る件数です。まだ暑い日が続き、電気火災などに注意を呼び掛けています。
県消防局のまとめによりますと、8月に県内で発生した火事は57件の建物火災をはじめ、林野火災が6件、車両火災が11件など合計123件に上りました。去年8月は39件、過去10年の8月の平均は47件でしたが大きく上回っています。
市町村別では新潟市が34件と最も多く、次いで三条市が14件。南魚沼市が12件です。各地で延焼により被害が拡大した火事も発生しました。
原因としては配電盤などから出火する「電気火災」がありました。
まだ暑い日が続いていることから、県消防局は、電子タバコやスマートフォンを車内に放置することなどによる、バッテリーのリチウムイオン電池からの出火や、住宅のコンセント付近にホコリがたまり、湿気を吸うことによる漏電・出火、さらに古い電化製品の劣化した部品などからの出火などに注意を呼び掛けています。
【YouTube動画】8月に県内で相次いだ火災 消防が電気火災に注意呼びかけ