2024.09.16【片貝まつり】世界一の四尺玉が夜空を彩る『片貝まつり花火大会』胸を打つ轟音とともに開催【新潟・小千谷市】
世界最大級の四尺玉(13日・小千谷市の片貝まつり)
世界最大級の四尺玉で知られる『片貝まつり花火大会』が、13日・14日に小千谷市で開かれました。地元の人たちにとっては、人生の節目に打ち上げる大切な花火でもあります。
今年も四尺玉が、片貝の夜空に美しく咲きました。山々にこだまする轟音が見る者の胸を打つ『片貝まつり花火大会』。13日・14日の2日間で1万5000発が打ち上げられました。
片貝の花火は、浅原神社への奉納の花火です。地元の人たちが結婚や出産、亡くなった家族の慰霊など人生の節目に思いを込めて打ち上げます。地元・片貝中学校の同級会でも打ち上げるのが恒例。還暦を迎えた「さざなみ会」もその一つです。
■還暦さざなみ会 久賀透会長
「この祭りは、みんなが集まれる祭りにしたい。今世紀最大で最高の花火を打ち上げたい。」
打ち上げ前に山車を引いて町内を練り歩く「玉送り」も恒例行事。仲間とともに山車の綱を引き、浅原神社まで練り歩きます。次々と花火が打ち上げられる中、さざなみ会の花火も盛大に打ち上げられ、片貝の夜空を彩りました。
■還暦さざなみ会 久賀透会長
「もう最高、言った通りの今世紀最高で最大の花火になりました。最後にしたくなるような気持ちも出たけど、また10年後やるかもしれない。」
今年も数々の大輪がふるさとを照らし、片貝の人たちの思いをつなぎました。