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2024.08.07【特集|パリ五輪・陸上】わずか2年でオリンピックへ 妙高市出身・小海遥選手 豪雪のふるさとで育んだ力【新潟|Route de パリ】

【特集|パリ五輪・陸上】わずか2年でオリンピックへ 妙高市出身・小海遥選手 豪雪のふるさとで育んだ力【新潟|Route de パリ】
妙高市出身の小海遥選手
熱戦が続くパリオリンピック。10日に行われる陸上・女子1万mに、妙高市出身の小海遥選手が出場します。初めてのオリンピックにかける〝意気込み〟と〝地元への思い〟を取材しました。

第一生命グループ・陸上部に所属する小海遥選手。
去年12月の日本選手権・女子1万mで日本歴代7位のタイムを記録し、今年5月の日本選手権でも2位に入りました。参加標準記録は切れなかったものの、世界ランキングで基準を満たし、初のオリンピック出場を決めました。

■小海遥選手
「無事に決まって安心したという気持ちが大きい。足のケガとかもないので、まずまずの状態かなと思う。」

1万mを本格的に始めてから、わずか2年。オリンピアンまで一気に駆け上がった小海選手の強みは・・・
■小海遥選手
「トラックを25周となると結構長いので、集中力を持続させられるというところが強み。終盤にペースを上げる方が得意。」

陸上選手としての基礎は、豪雪地で知られる地元の妙高市で磨かれました。
■小海遥選手
「新潟は冬に雪が降るので、室内で補強のサーキットトレーニングをやっていて、中学時代に外で走れないからこそやっていた補強トレーニングがいきていて、高校でも今でも大切にしている。」

中学時代、陸上部の顧問として小海選手を指導していた矢坂哲さん。当時から本番に強かったと振り返ります。
■矢坂哲先生
「県代表を決める時など、ものにするという時にはすごい力を発揮するなと。自分の力以上のものを出せる選手なんだなと。日の丸を背負っているし、自分でつかんだチャンスでもあるので、自分のできる最高の走りを日本全国の皆さんに見せてほしい!頑張れ!」

地元では、応援の熱が高まっています。小海選手の母校・新井中央小学校の児童たちが寄せ書きを作り、先輩にエールを送りました。
■新井中央小学校の児童
「小海選手に頑張って優勝してほしいと思って書いた。」
「あきらめないで走ってほしい。」

そして6日、寄せ書きなどが応援でパリに向かう小海選手の両親に贈られました。
■小海選手の父・恒久さん
「皆さんの心のこもった気持ちをパリに届けたいと思っているので、パリでのレースも応援していただければと思います。」

地元の声援を力にかえて、オリンピックの舞台を走り抜けます。
■小海遥選手
「応援してもらっている分は走りで見せたいと思っているので、オリンピックの雰囲気を存分に味わいながら自分らしくチャレンジしたレースができたらいいなと思う。」

小海選手が出場する女子1万mは、10日未明のスタートです。
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