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2025.01.29【独自】柏崎刈羽原発の再稼働めぐり:2月県議会に政府関係者を参考人招致で調整【新潟】

【独自】柏崎刈羽原発の再稼働めぐり:2月県議会に政府関係者を参考人招致で調整【新潟】
資源エネルギー庁のトップら政府関係者を県議会に参考人招致する方向で調整進む
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる動きが活発になっています。来月の2月定例会に、資源エネルギー庁のトップら政府関係者を県議会に参考人招致する方向で、調整が進んでいることが分かりました。実現すれば、今回の再稼働を巡る動きで初めて政府が県議会に説明することになります。

29日午後、県庁を訪れた資源エネルギー庁のトップ・村瀬佳史長官。原発事故が起きた時の避難路の整備について、県の幹部と協議しました。複数の関係者によると現在、政府関係者の参考人招致にむけて与党内で調整に入っていて、意見を集約でき次第、野党との調整に入るとみられます。

柏崎刈羽原発の再稼働を目指す政府は、2024年9月に当時の岸田総理が「地元への十分かつ丁寧な説明」を指示していて、出席を求められた場合は受ける意向です。資源エネルギー庁の村瀬佳史長官のほか、内閣府や原子力規制庁の幹部が出席するとみられます。県議会に対し、柏崎刈羽原発の安全対策や国のエネルギー政策を説明した上で、再稼働を訴える考えです。

再稼働をめぐっては、年明け以降、県議会での議論を求める発言が相次いでいます。
東京電力の小早川智明社長は、1月21日に花角知事と面会した時「議会など県民を代表して選ばれている方にもしっかりと議論をいただくことも重要」と発言。
新潟商工会議所の福田勝之会頭も、27日の会見で県議会での議論を求めました。

■新潟商工会議所 福田勝之会頭
「県民の代表である県議会のみなさまがしっかり機能してデメリット・メリット、どこを問題にすべきか議論してもらい、県民に発するのが重要。」


こうした声に対し、花角知事は29日の会見で-

■花角英世知事
「(県議会での議論が)県民の多くの人が、どういうことを考えるのかってことを把握する手段、私にとってはそれも1つの手段というか、情報になると思っています。」

再稼働の判断にあたり、材料の1つになるとの考えを改めて示しました。
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