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2023.11.01【独自】目の前に牙が爪が その瞬間 クマに襲われた男性「死んでいてもおかしくなかった」【新潟・阿賀町】

【独自】目の前に牙が爪が その瞬間 クマに襲われた男性「死んでいてもおかしくなかった」【新潟・阿賀町】
クマが襲撃
連日クマの出没が続く中、10月19日に阿賀町で男性が襲われる被害がありました。大けがをしていた男性が退院し、その瞬間を語りました。

阿賀町新谷の安宅一茂さん(66)。額に深く刻まれた傷はまさにその時のもの。そして腕は。

■安宅一茂さん
「二の腕の後の筋肉が医師が言うには筋肉の束の6~7割が持っていかれたから、筋肉が盛り上がるまでだいぶ時間がかかる」

10月19日夜10時前、帰宅したところ柿の木に登っていたクマに遭遇し襲われました。その後クマが来ないよう周囲の柿の木は伐採しました。

■安宅一茂さん
「ガサっと音がしたので見たんですよ。そしたらいきなり飛び降りてきてと襲われて。左手で頭と顔をやられて、右手で背中のあたりからやられて。自分でもわからない。目の前血が流れて真っ赤でよく見えなくて。クマが口をがっと開けられて目の前にあったので声も出なかった牙がはっきり見えましたから。」

クマは幸い執拗には襲わず走り去り、安宅さんは近くの民家に助けを求めました。病院に搬送されICUに入り腕は2度の手術。後遺症は残らない見込みです。
クマと遭遇したら伏せて頭や首を守ることなどが呼びかけられていますが…

■安宅一茂さん
「こればっかりは経験しないとわからないけど本当になにもできなかった」

阿賀町でも連日クマが出没していますが、安宅さん自身が見たのは襲われたときがはじめてでした。
その後対策として周辺のカキの木を切っただけでなく、なるべく朝夕は出歩かないことや、クマ鈴など音を鳴らすよう心掛けているといいます。

■安宅一茂さん
「本当にその瞬間は何もわからなかったが今思えば死んでいてもおかしくなかった。クマに会わないように人間が気を付けるしかないと思う。」
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