2024.09.19【破産】国内製造業の空洞化…受注減少 長岡市の産業機械製造業者が破産【新潟】
国内の製造業の空洞化も影響
長岡市の産業機械製造業「タカエンジニアリング」が、裁判所から破産開始の決定を受けたことがわかりました。
民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、タカエンジニアリングは2011年創業。産業機械の設計・製造を手掛け、県内外の企業から受注し経営基盤を築いていました。しかし、製造業が海外に拠点を構え、国内の空洞化に伴い徐々に受注が減少していました。新型コロナ拡大後は、大口案件が一段と減少。物価高騰による負担も大きくなり、経営を圧迫していました。先行きの見通しも難しく、破産開始の決定を受けることになりました。
負債総額は、約1億6000万円とみられています。