2024.09.20【破産】自動車部品製造業者 市況の低迷・競争激化で債務超過 事業継続が困難に【新潟】
市況の低迷・競争激化で債務超過
新潟市の自動車部品製造会社が、裁判所から破産開始の決定を受けたことがわかりました。市況の低迷や、他社との競争で受注が減少していたということです。
民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新潟市東区の「五十嵐精機」は1974年創業し、1977年に法人化。自動車部品の製造・加工を手掛け、1998年5月期は約1億2500万円の売上高を計上していました。
しかし、市況の低迷や他社との競争が激化する中、減収基調をよぎなくされ、売上高は2019年5月期は約6000万円に減少。主力取引先からの受注減少などで、24年5月期には約2700万円にまで落ち込みました。連続赤字の計上で債務超過も拡大し、事業継続は困難と判断されました。
負債総額は、約3300万円と見込まれています。