緊迫の救助の瞬間をカメラが捉えました。湯沢町の仙ノ倉山で、バックカントリースキーをしていた男性が遭難しました。県のヘリコプターが出動し、男性を救助。男性は、穴を掘り寒さをしのいでいました。

男性は11日、湯沢町の仙ノ倉山で仲間3人とバックカントリースキーをしている時に足を負傷し、動けなくなりました。仲間3人が自力で下山し、消防に通報。約18時間後の12日7時半ごろ、男性は県の消防防災航空隊に救助されました。

■航空隊員
「航空隊です。わかりますか。今から上がりますので、あなただけ、スキー板は捨てるよ。」

男性は右足を骨折していたとみられていますが、命に別状はありません。警察は「山に入るときは冬山用の装備で通信手段を確保してほしい」と呼びかけています。